どうも小児心臓外科フェローの木南です。えっ何この人小児心臓外科フェローなのに平日に連投でupして暇なのかしら?と思った人正解です。
今私がいるサウスカロライナ州はチャールストンは強力なハリケーン ドリアンが接近中ということで今週のほとんどのオペが中止になってしまい、今日は午後3時に解散になりました。いや普段は忙しいですよ💦もちろん ちなみにめっちゃ洪水するらしいので明日から2日くらい病院に缶詰です。日本で終わらなかった論文でも書きます。ということで今週は出だしだし忘れないうちに色々情報をupしようと思います。
サウスカロライナ州はアメリカの右下の方、フロリダの少し上をGoogleMapでグイッとやると見つかります。チャールストンはその海沿いの町です。
アメリカではかなり歴史がある街のようで中な素敵な建物とかがあって街並みはインスタ映えしますのでまたおいおい。来るまで治安とか心配していましたが、街の中心地は観光地でみんな夜中まで飲んでいたり意外と大丈夫です。用心に越したことはありませんが。あとはとにかく暑くて湿気が多くて、ゴキブリが多いのが悩みです笑 アパートの管理人が駆除してくれて最近は平和です。
さて肝心の留学先ですが、Medical University of South Carolinaという大学病院で小児心臓外科手術数年間400を超えそれをAttending Surgeon2人だけでこなしています。
また成績が良くSTS(アメリカ胸部外科学会)が把握できる比較的大きな施設115施設のうち10施設にしか与えられていない3つ星(Three Star Rank)を獲得しています。またそれらを加味した全米のランキング2019 小児心臓外科&小児循環器部門で7位/185施設に入りました。以下リンクご覧ください。
何より良かったのはそんな施設にアメリカ人フェローがおらず小児心臓外科フェローは僕だけで基本的には手術室1列で回しているのでほぼ全てのオペに手洗いできるということです。まだ2ヶ月弱ですが新生児症例(Norwood,Jatane,TAPVCetc) 成人先天性(PVRforTOF, David, Re-Rastelli)Fontan/Glenn,TOF,VSD,ASD,BTSetcさらには心臓移植、VAD(補助人工心臓)で約50例近くを主に第1助手として参加させてもらっています。(始めのうちは第2助手も結構入りましたが)
今後はいかに執刀させてもらえるかがポイントですができる限り良い報告が今後出来るよう努力したいと思います。
次回からはいつくらいからアメリカ留学を考え、学生時代〜研修医〜心臓外科レジデントと日本でUSMLEやら何やらどんな感じで準備していたか記憶を頼りに振り返っていきますね。でわまた
ロッシ 真由美さま
コメントありがとうございます。バハマが壊滅的で結構ビクビクしてます。チャールストンに来る頃には弱まっているみたいですが、洪水で病院から出れなくなるみたいです。
ドリアンのニュースはロンドンでも連日TVで見ています。衛生写真で見るとでっかいですよね。気を付けて下さいね!!