よくアメリカは車社会と言われていますが、

シカゴ大学周辺も車がないと生活が何かと不便です。

日本のように一区画に必ずコンビニがあるような状態では全くないですし、

缶コーヒーを買おうと思っても、そもそも自動販売機が全然ありません。

 

車を買うのも大変です。

車購入の際には現金しか受け付けてもらえないとか、クレジットカードで買えないとか

保険が高いとか、日本語が通じないとか、そもそも英語も通じないとか。

 

日本では車検があったり、親切なガソリンスタンドの人がいたりしてメンテナンスはほぼお任せですが、アメリカでは自分でやるのが基本らしいです。

日本では車を所持していなかったので、車について全然知らなかった僕も車のメンテナンスが少しだけできるようになりました。

 

先日タイヤに釘が刺さって(アメリカの道路はとてもコンディションが悪い)パンクしたときは

パンクしたから牽引してもらうしかないな、と思ったのですが保険の人に伺ったところスペアに買えて動かしたらいいと言われました。知っている人からすれば当然だとおもいますが、僕にはこのアイデアは浮かびませんでした。知らないとはまさにこういうことだなと感じました。車の説明書を見ながら無事スペアに交換できました。(スペアタイヤを車の下から取り出したときはその小ささにも驚きました)

 

また空気圧が足りないサインが出たので、どこか車のお店に行って入れてもらわないといけないなと思っていたらガソリンスタンドに空気入れがありました。まるで自転車の空気入れのような。1ドルで3分使えます、的な感じでした。もちろん空気を入れたりしたことはないので、ガソリンスタンドのコンビニのおじさん(基本ガソリンを入れるのはセルフのようですが、アメリカではなぜかガソリンスタンドに軽いコンビニやダンキンドーナッツが併設されていることが多い)に聞きました。答えは黒いキャップを取って、その空気入れをさすんだ。ということでした。それはわかるけどどうやって空気圧を測るのかと聞いたら、これを使うんだぜと言って空気圧測定器を見せてくれました。ボールペンの形状をした、2.6ドルの代物でした。空気圧測定器というと、素人には扱えないような大きなものをイメージしていたのに、2.6ドルのボールペンみたいなので測れるのかと、とても驚きでした。早速購入してやってみると実に簡単で、3分で充分でした。

 

なんだか、自分がとても成長した、いい気分になりました。