いつぞやの週末にAttendingの一人のインド人のボスと話していた時のこと、

ちなみにボスはインドの医学部を卒業してResidencyやFellowshipは全部アメリカです。

“僕らの頃(ボスは50歳くらいなので約20数年前)はインドの医療の質や待遇とかも良くなかったからたくさんアメリカにいく人がいたけど今はインドの医療レベルや給与も上がってるみたいでわざわざアメリカまで来る人は減ってるみたいだよ”と言っていたのでちょっと気になったのでGoogle。

 

ECFMGてのは外国の医学部の卒業生がアメリカで修練するのを認可する機関なのですが、そこが3つ試験合格してアメリカで修行しても良いぞと認められた外国人卒業生/IMGの国別シェアトップ5の推移グラフがあったので上に載せました。

1位はアメリカ!ん!?と思った方、これは”国籍”がアメリカって意味なので35%くらいの人は南米とかの英語圏の国の医学部を卒業してからアメリカに戻って来るってパターンがあるみたいです。

そしてインドは1994年の25%から最近では10%(それでも1000人くらいいるから多いけど)に確かに減少していました。パキスタンが多い理由は良くわかりません、知ってる人いたら教えてください。

 

あと割と最近2017年の国別割合/人数データもあったので下にシェア

日本66人/全体の0.7%…ちょっと少ないですね。

別に日本の医学部だしたくさんの人がわざわざ時間とお金をかけてアメリカにいく必要はないとは私個人としても思っていますが、66人はちょいと少ない。毎年日本の医師国家試験に合格して医者になっている人は8500-9000人くらいいると思いますがそのうち1%以下(分母として若干不適切なのは置いといて)ってのは、医学部って1学年どこの大学もだいたい100人強だから平均して各学年1人もいないってことですよね。

 

大変ですが夢があり多種多様な文化や人種が混じり合うアメリカ、なかなか楽しいですよ。

人生は1回きりもうちょいこんな感じの変わり者が増えてくれることを期待しています。