西海岸で日本とも近いシアトルとその郊外には潜在的に日本人居住者が多い(医療従事者よりもむしろ、駐在・現地採用社員や国際結婚者)のですが、開業やプライベートプラクティスをしている訳でもないので、特に自分で地域広報誌に宣伝を出すようなことはしていませんでした。それでも最近立て続けに、TEAM WADAを契機に僕の存在を知り受診してくれる患者さん達がいらっしゃいました。自分の臨床業務のほとんどは最近は内視鏡に特化していて外来枠は少ないのですが、こうして自分を頼って来て下さる日本人患者さんは自分にとっては特別なので、何とか外来枠や時間を調整して診察させてもらっています。留学を支援する活動で始まったTEAM WADAが、診療をも支援するような第2のステージへと進化している事を実感しています。