ある日、ICUのナース2人が「◯✖️△◻︎」とよく聞き取れないことを話題にして盛り上がっていました。よくわからな過ぎたのでヘラヘラだけして通り過ぎようとすると「ヘイヒロ、笑ってるけど、ラジンは観たのか?」と聞かれました。ラジンなんて知らないと思い「観てない」と答えると「あ、観てないのね」と言ったのち「フフフ、彼わかってないわ、フフフ」と小声で囁いていました(ような気がしました)。僕はそもそもラジンが何かを知ってるか知らないか以前に、何を話題にしているかがわかっていなかったため、わかってない部分が微妙に違うことにやや気持ち悪さを感じて「ラジンって何?」と対して興味のないラジンについてを問いただしました。「ラジンはラジンよ。映画やってるじゃない。ほら、魔法のランプの」。アラジンです。ラジンじゃなくてアラジンなんです。発音良すぎるとアラジンがラジンになってしまうみたいです。本当に恐ろしいです。

「アラジンね、知ってるよ。観たことあるし」

「そしたらさっき言ってたこと、ゲットイット(理解)してたんでしょ?」。

 

全く分かっていなかったですが、ひとまずサムアップ(いわゆる親指立てるやつ)しながら立ち去りました。

 

そろそろクリスマスですね。クリスマスソング聴いてます。