冠動脈吻合の教科書第14弾はチャレンジャーズライブ2015年優勝者の氏平先生に担当してもらいました。
今回の吻合動画が今までの動画と大きく異なるのは、氏平先生は通常の直視下LIMA-LAD吻合ではなく、完全内視鏡下の冠動脈バイパス術の練習をビート君とビデオカメラを使用して行っているところです。めちゃくちゃエクストリームな練習方法です、というかこれをやっている人は他にいないんじゃないかと思います。冠動脈吻合の練習をしたことある人だったらこの手技がいかに難しいものかがわかります。2015年に大会で優勝した氏平先生ですら、始めた時は1吻合終わらせるのに30分とか1時間とか時間がかかっていたみたいです。それでも練習を続けていくと徐々に形になっていくとのことで、この動画では吻合を10分程度で終わらせておりなんなら僕の吻合よりうまくて早いんじゃないかとやや震えました。また、この吻合練習の地獄の苦しみを経験すると、直視下の吻合がとても簡単に感じるみたいです。みなさんもぜひやってみたらいかがでしょうか。
氏平先生はこの吻合に興味ある仲間を探しているみたいです。もし興味がある人は連絡してみるといいと思います。
その他の「冠動脈吻合の教科書」シリーズはコチラからご覧ください
気になった方はコチラからその他の動画もご覧ください→チームWADAチャンネル
- 投稿タグ
- チームWADA, ライブ手術トレーニング, 冠動脈吻合, 心臓手術, 手術トレーニング
僕がいうのもなんですが、氏平先生の吻合は、僕が実際に見た2015年以降のチャレンジャーズ決勝で一番上手かったです。
圧巻でした。なんか懐かしいです。
氏平先生、元気してますかね??