こんにちは!
学生インターンの徳永康太です。

今年より一年間、かなさん、たつきさん、たくまさんに変わって、clinical dojo advanced を運営に携わることになりました!

過去の偉大な先輩と比較して、
・英語も十分に話せない
・医療英語もわからない単語が多い
と運営者として致命的?な弱点はありますが、前運営者の、「一年間を通してリーダーシップと医学英語を伸ばしたい人はこの企画の運営をすることで身につけることができるから、ぜひ立候補してね」との甘い言葉に載せられてまんまと運営に携わることになりました。

運営になったこといいものの、果たして自分たちが運営で人が来るのだろうか、もしかしたらだれも来ないのではないか?と半信半疑でドキドキしていましたが、なんと予想を超える16 人も参加してくれました! 参加してくれた皆さん、本当にありがとうございます!

 

今回の症例の主訴は74 man with headache and bradycardia でした。皆さんは何を鑑別に挙げますか?

医療面接後、この患者さんは
・bitemporal hemiopia
・cranial nerve 6 palsy
・decreased appetite and energy

が明らかになり、最終的にはpituitary apoplexy と鑑別がつきました。

初めての参加者もたくさんいらっしゃいましたが、どの参加者も積極的に発言してくださり、とても充実したセッションを行うことができました。一通りの医療面接は行うことができたものの、「bitemporal hemiopia」といった医療英語、目の神経診察など知識不足によってできないことが多々ありました。

できていない部分は野木先生がサポートをしてくださることによってなんとか切り抜けることができましたが、これらの医療英語、身体診察は一年間を通して習得する必要があると改めて実感しました。

今年一年の目的は、
ROS、身体診察を含めた医療面接の質問とプレゼンテーションのスキルを底上げする
です。一年間を通して野木先生とのセッションは5回を計画しており、その他にも、オフラインの開催や、別の種類のPBL など頻度を増やしていろんなことに挑戦しようかなと考えております。

 

改めてこのセッションをご紹介します。
clinical dojo はTeam WADAで3年の歴史があり、臨床推論を英語で行うセッションで、2年前より、ハワイ大学でホスピタリストとしてご活躍されている野木先生をスーパーバイザーとしてお迎えして、「clinical dojo advanced 」を実施しております。そのセッションでは、野木先生が経験された実際の症例を下に学生同士で医療面接、鑑別疾患、その後の計画をし、最後に野木先生からの症例のレクチャーを2時間半でのセッションを行っています。

将来、臨床留学を目指す人だけではなく、医療を英語で触れてみたいという人にとっても有益な勉強会ではないかと自負しております笑。

次回の日程は5/19(日) 日本時間17:00~ です。
興味があるけど発言できるかどうか自信がない方や、低学年の方、見るだけがいい人にobserver枠も設けてありますので、気軽にobserver で参加を参加してみてはいかがでしょうか?

Team WADA学生インターンでは、このセッション以外にもUSMLE勉強会、国境なき医師団でご活躍されている先生のインタビュー企画、月に一回のミーティングなど、海外に興味のある医療学生にとって魅力的な企画がたくさんあります!興味のある方はぜひ参加して、一緒に学生インターンを盛り上げましょう!!

記念写真はこちら!