お久しぶりです、なかなか気合い入れないと書けず遅くなってすみません。アメリカ臨床留学を計画した人たちはとりあえずアメリカ医師国家試験(USMLE)で頭いっぱいでそれどころじゃないんですが、ひとたび合格すると留学(就職)先探しという壁にぶち当たります。もちろん医局の絡みなどで行けるなら楽チンで良いのですが、基本的には

①アメリカで現在働いている先生や以前働いていた先生のコネクションでご紹介いただくか

②自分で頑張って情報を集めて突撃で履歴書(CV)を送って何とか面接までこぎつける。の2択かと思います。

自分自身では①②どちらも並行して進めていました。①の過程でほとんど面識がないのにアメリカから国際電話でアドバイスをくれた先生やメールで丁寧にアドバイスをいただいた先生、日本で全然別の医局の方なのに留学候補先をご紹介頂いた先生方など本当に感謝しています。日本人の諸先輩がたのありがたさをひしひしと感じました。

結果的には自分の現在の留学先のMUSCは②のゴリ押しで決めたところなのでその経験も他の人の役に立つかなあと思いちょこちょこ書いていきます。 あ、ちなみに写真はコストコのハロウィーン用のカボチャです。

 

今回は自分が考えていたことと大事なことを例のごとく箇条書きで少し書いてみたいと思います。

・”小児心臓外科のフェロー募集自体が少ない”ということポジションの数が成人に比べてかなり少ない

・なので成人のプログラムも含めいくつかApplyしていた

・成人のプログラムで渡米した場合小児に移るときにH1Bビザがいい?とか小耳に挟みH1Bを出してくれそうなプログラムを優先していた。具体的には移植のプログラムは仕事の内容が州をまたぐからかH1Bが出やすいようです

・ACGME認可の大手の小児フェロープログラムは競合するアメリカ人フェローがいる

・どこのプログラムディレクターも”成人もある程度やってきたんだよね?”的な空気がある

 

以上をまとめるとあくまでも私見ですが

”日本にいる間に成人領域も含めて広く勉強し、小児のポジションだけにこだわらずなるべくH-1Bビザを出してくれたりアメリカ人フェローがいないところ”を探すというのがややこしいですが良いかなあと思います。

就活してみた印象として”日本の心臓血管外科専門医”を持っていること自体はそんなに採用に寄与した感じはないかなと思いました。州によって違うみたいですけどUSMLEstep3あった方がビザのことは全然有利な印象でした。

次回具体的な〜履歴書/CVの書き方編〜に続きます。

下のは差し入れであったドーナツがうますぎて店舗まで後で買いに行った時の写真ですwでわまた