熱狂的なチームWADAファンの方しか覚えていないかもしれませんが、ずいぶん前に「どれだけのミスをしたかを競うミス日本コンテスト」という企画がブログ内で行われていました。コンテストの優勝者は僕の独断で消化器外科のアイス先生(アイス先生のミスはこちら)に決めたので、優勝商品を何にしようか相談しようとアイス先生に連絡したところ、、、

 

 

僕「アイス先生、ミス日本コンテスト優勝おめでとうございます。優勝商品なんですけどやっぱりチームWADAのロゴ入りのやつがいいかな、と思ってま」

 

アイス先生「先生、僕の優勝商品を買うお金があったらそれは留学を目指してる医師だったり学生だったり、若い人のために使ってあげてください」

 

僕「いや、でも。。そうだ、チームWADAのロゴ入りの拡大鏡とかどうですか。横のフレームのところにさりげなく入れればあまり目立たないと思いま」

 

アイス先生「いえ、ですから先生、そういったお金は若手の先生のサポートのために使ってあげた方がいいと思います」

 

僕「そうですか。。あ、そうだ、ライトにロゴをつけるってのはどうですか?いい感じになると思い」

 

アイス先生「いえ・・・」

 

僕「・・・」

 

アイス先生「・・・」

 

僕「・・いやそうですよね。実は僕も同じこと考えていました。こういうのは若手のために使うべきですよね。いやー同感です、まじで」

 

アイス先生「・・・」

 

僕「そうだ、アイス先生の優勝賞金を使って若手医師に留学体験をさせるってのはどうですか?優勝者のアイス先生の名前をもらって、ICEフェローシップとかって名付けちゃったりして」

 

アイス先生「・・・」

 

僕「いやーよかったよかった」

 

 

といった感じの会話がなされた結果、ICE Foundation Fellowshipを設立しました。このICEフェローシップは毎年、海外に留学したいと思っている学生や研修医・若手医師1名に1週間程の海外留学体験を提供しよう、という感じの企画になる予定です。

 

栄えある第一回ICEフェローシップ受賞者は、2018年の胸部外科サマースクールでチームWADAクイズに全問正解した若見達人先生に決定しました(これも実は2018年に「チームWADAクイズに正解したら商品をあげます!」と大々的に言い放ったのに、なんだかそのまま放置にしていた案件です)。

 

次回は、第一回ICEフェローシップ受賞者の若見先生に自己紹介と意気込みの動画を投稿してもらう予定です。

 

ということで、過去に置いてきたいくつかの宿題を一気に解消することができてとても気分は爽快です。過去のあの企画一体どうなったんだろう?とモヤモヤしていたチームWADAの熱狂的ファンの方は今日から熟睡できますね。

 

また、突然海外留学ツアーやらフェローシップやら言い始めましたが、決して前回投稿した「サンライズ研究会」に触発されたわけではありません。決して。