アメリカに戻ってきましたが、こちらは年末なのになんかみんな普通に仕事してます。予定手術は少ないので手術室は閑散としていますが、ICUやカテ室は普通で、なんか普通に仕事を頼まれたりして普通に嫌です。日本人の僕としては年末年始はだらっとしたいですし、周りにもその気持ちを持ってもらいたいです。

 

そんな嫌嫌期にICUのドクター・シハブから電話で「テラスハウスのオーディションどうだった?」と突然聞かれました。最初はなんて言ってるかわかんなかったので何度も聞き返しましたが、テラスハウスどうだったか?の一点張り。どうやらシハブはテラスハウスが好きで英語字幕版をネットフリックス的なものでよく見てるみたいなんです。僕が日本に帰ってることを知っていて「日本に帰ったってことはテラスハウスのオーディション受けたんでしょ?」といういわゆるウィットに富んだジョークだったみたいです。ウィットに富んだジョークを何度も聞き返してしまったのは悪かったですし、諦めずにウィットに富んだジョークをわかるまで言い続けてくれたシハブに感謝したいです。普段は「ノー」とだけ言って大体の会話は終わるのですが、今回は大好きなテラスハウスの話題でもあったので「ノー。でも次回は受けるよ」とうっすらとした返事をすると、シハブもうっすらと笑みを浮かべていたような気がします。

 

ヒロに比べたら6ヶ月くらいビハインド(遅れてる)と言っていましたが、バスケやってる男が入ってきたことを知っていたのでそこまで遅れてないな、と思いました。