学生インターンの徳永康太です。
3週目の1日目です。

今日は6時過ぎに病棟に着いて、7時から行われる夜勤帯と日勤帯の引き継ぎに参加し、その後は9時から外来に参加して6時に病棟に戻りました。病棟に先生が残っていて、今週の患者さんを教えてくださったので、患者さんの情報をカルテでみて、明日以降の計画を立てて帰りました。

 

外来の先生は先週と同じ人格者の先生ですが、一つ、欠点を見つけました。タイピングのミスがかなり多いです。10文字に一回くらいは間違えているようなイメージでした。こんな完璧に見える人でもできないことがあるのだと面白く思ったと同時に、こんなことで面白く思っている自分を馬鹿らしく思いました。

 

その先生に生産的である秘訣を聞いたところ、「一つのことに集中する」とのことでした。外来の日は外来だけに集中して、研究の日は研究だけに集中して、緊急なことがあっても極力は自分のペースを崩さないそうです。

 

今日は初めて現地の医学部3年生にあって色々話を聞いたのですが、デューク大学は2年から臨床実習をして、3年は一年間研究、4年はマッチングと残りの病院実習で忙しいといっていました。いわゆるvacation は4年間で一度もないそうです。

もしデューク大学の医学部生がそのまま腫瘍内科のフェローになった場合、普通の人と比較して医学部生で1年間、フェローで二年間本格的に研究をすることができます。ただでさえ、医学部に入る時点でむちゃくちゃ賢くて、その上、先生もリソースも最高の環境で、3年研究できるメリットがあることを考えると、これじゃあ日本の医学部生が努力だけで叶うはずないよなあと思ってしまいました。

 

最近になって気づいたのですが、遅くまで残ることに対する感じ方は人によって違うようで、遅くまで残ってすごいとプラスに評価する人もいれば、決められた仕事量をこなすのに、夜遅くまでかかるとマイナスに評価する人もいるようです。

 

私の仕事スピードは遅いので、遅くまで残っているからと言ってたいした致命傷にはなりませんが、人によって捉え方が違うのだなと勉強になりました。