N95 Fit Testing に行ってきました。年に1回、テストを受ける義務があります。テスト会場には違う種類のマスクが用意されていてそこから前回自分がフィットしたマスクを使うように指示されます。年に一回テストの義務があるのは体重の増減によってマスクがきちんとフィットしない事があるのと事故やケガで顔の形が変わることがあるので、一度フィットしたマスクが一生使えるとは限らないからです。後、病院の在庫状況も大きな要因の一つで今までと違う会社のマスクを使いだした時には時期に関係なくフィットテスティングが必要になります。

 

今までと違って今回のテストは自分の使っているのと同じ種類のマスクに穴をあけてチューブを付け、そのチューブを機械につなげて空気の漏れがないか・マスク内のプレッシャーを保つことが出来るかを確認する感じでした。マスクを着けて全部で8個のタスクがありました。普通に呼吸、深呼吸、頭を上下に動かす、首を回す、喋る、等です。そして、もしつけているマスクがあっていないならテストをしてくれる人に「ワイヤーを曲げて顔にもっとフィットするようにしろ」とか違うマスクを渡されて一からテストやり直しだったりします。幸い私は今まで使っているマスクがきちんとフィットしているようでテストの人に何も指摘されずに終わりました。機械はこんな感じ↓

 

今まではマスクをして、その上から大きい頭全体を覆う帽子?みたいなのを被ってにおいの付いたスプレーをその中に入れて同じようなタスクをして匂い(味)がわからなかったら合格みたいな感じでした。口で説明するのは難しいので写真を載せます。こんな感じ↓

 

テスト前にスプレーの匂いを嗅がされて、そしてすぐに水を飲んでのテストなのですが、正直言って前の匂いが口の中にまだ残っているのかそれともマスクのフィットが悪いのかどっちなんだと思った事もあるので、今回の機械でのテストは数値で表されるので正確で安心できる気がしました。

 

一時だいぶ落ち着いていたコロナがまた戻って来ていています。新しい勤務先に変わってからは私の病棟がコロナICUになるので前の職場以上にコロナ患者を担当なので、このフィットテストがあってよかったです。しかし、問題は私の使えるN95マスクが今在庫がないのでPAPRを使う事になります。(PAPRはN95よりも快適で私は好きなので問題とは言えないかも)

 

今回は深刻なPPE不足にならないことを願っています。