心臓外科の北原です。EBMさんが始めた「Case Reportを投稿するまでライブ」(若手外科医が英語で症例報告を書いていく姿を追うドキュメンタリーライブ)に出演している玉木先生に、毎週ライブ配信後にブログでポイントや進捗状況などを綴ってもらうことにしました。同じように論文を書き始める人の参考になったらいいなと思います。玉木先生よろしくお願いします。

 

 

はじめまして、聖路加国際病院の心臓血管外科の玉木理仁です。

まずは簡単に自己紹介からします。

2016年に金沢大学医学部を卒業し、初期研修を聖路加国際病院で行い、そのまま外科系専攻医として残り現在卒後5年目となります。

大学では空手部に所属し、趣味は旅行と漫画とゲームです。

専攻医となり日々臨床業務に取り組んでいる中で、学会発表の機会などはいただいておりましたが、論文というのはさっぱり書いたことがありませんでした。

「書かなきゃならないな」という思いはありましたが、いざWordを目の前にすると書きはじめが全然わからずそのままネットサーフィンに移行するということも多々ありました。

そういった中で今回の企画が立ち上がり、非常に貴重な機会をいただき、今はやる気に満ち溢れています!

このやる気を維持しつつ、論文を仕上げていきたいと思いますので、もしよろしければ是非you tubeご覧ください!

 

当ブログで、毎回ライブ後にポイントを挙げていきたいと思います。

さて、今回のライブのポイントですが、

 

・症例報告は必ず患者のためになる!このモチベーションが論文を最後まで書き上げるエネルギーになる。

・臨床で珍しい症例を経験した時、すぐにpubmedやgoogle scholarで調べてそれがどのくらい珍しいのかというのを調べるクセをつける。

・題材を見つけたら、まずはそれとよく似た文献を手に入れてよく読み、表現や言い回しを使えるようにする。

・論文の書き方にはパターンがあり、まずはそれを作る事が大事。先輩や上司に相談してテンプレートをもらうのも一つの手段。

・あとはとりあえず書くこと!書いてみて、とにかく上司に見せてみる。

 

この他にも動画上では西先生から様々なtipsを学ぶことができました。

今後も頑張りますので、乞うご期待ください!