昨日チーフのお別れ会的なものがありました。2年間のおつとめを終え、もともとの出身であるアトランタの病院に帰るみたいです(色々な理由で)。お別れ会には緊急の手術(というよりはその会があるからという理由で別のやつからいきなりふられた)があったため遅れて参加したところ、会場に着いた時には秘書さんと業者さんと大量の空きグラスしか残っていませんでした。仕方ないのでまずいタコス食べてビールでも飲んだら(そんなに飲むのも別に好きじゃないので二口くらい)帰ろうと思っていると、あの質問を久しぶりにくらいました。

 

「ヒロ、彼女はいるの?」

 

アメリカに来てから何度も遭遇してきた質問です。そしてこの後にくる言葉はもう決まっています。

 

「そう、いないのね。でも大丈夫。私達がなんとかするわ!」

 

なんとかするわ。任せといて。次は彼女をゲットするのが目標ね。グッドガールを紹介するわ。彼女作るなんて簡単よ。

微妙な違いはあれど同じような内容の言葉を今まで何度もかけていただいてきましたが、これは完全に自分の力不足によるのですが、実際にその言葉が言霊として意味を持った効力を発揮したのはパム(https://teamwada.net/old/?cat=22)という今思えばかけがえのない恩人が放った時の一度のみで、その他の人達が放つこの言葉には、言霊的な想いは込められていないのです。その場の雰囲気を壊さず盛り上げるための音なのです。それでも、そんな言葉は会を盛り上げるための表面的な音に過ぎないことだとわかってはいても、その人の言葉に、その人の笑顔に、その人の誠実そうな振る舞いに、わずかに期待してしまう自分がいることも、また確かなのです。彼女紹介してくれないかな。

 

写真はレストランの近くの駐車場ですが、標識を見ても、そもそも止めていいのか、時間帯は大丈夫なのか、お金がかかるのか、メーターを動かす必要あるのか、など全くわからないけどとりあえず止めてみました。秘書さんにこれ止めてもいいの?と写真を見せて聞くと、いいんじゃない、とこれは結構冷たく言われました。