どこもそうかもしれませんが、正規フェロー(ブライアン)との絡みは微妙です。彼は11月から心臓外科の研修を開始しました。研修初日の夜中に大動脈解離が緊急であったのですが、彼を呼ばずに手術を終えると“自分が呼ばれないのにヒロがやってるのはおかしい”、“僕にも連絡して〜”とごねたらしく、スタッフミーティングで問題になりました。その後も何度か同じようなことでごねてました。 今はブライアンと相談して(お伺い…
私はMechanical circulatory support and heart transplant fellow として雇われているので、心臓移植以外にもLVAD関連やECMO、IABPなど様々な機械循環補助を経験しています。自分がこの分野に進むかはまだわかりませんが、死にそうな人を助けるという心臓外科冥利につきる領域だなと感じています。ただ、夜中のECMO関連の呼び出しは日本でもアメリカ…
昨日は年末とか関係なしにLVADと解離の手術が立て続けにありました。一緒に入っていたアテンディングの太田先生はよく“胸閉める時は必ずスーパードライ(出血なし)にして” と言うのですが、いつもアサヒビールのスーパードライを思い出します。別にビールは好きじゃないのですが。 写真はシカゴドッグという食べ物
クリスマスを含め、ホリデーシーズンになると手術は少なくなり、病院はがらん状態になります。 クリスマスのダウンタウンはほとんどのお店が閉まっていて人もあまりいません。そのわりに飲食店は賑わっていて、ちょっとしたお店でも予約でいっぱいで入れない状況です。僕は牛角を予約して行きました。やっぱり日本食が1番です。 写真はコールドストーンのアイス 美味しい
シカゴ大学心臓外科の北原です。 Procurementは移植用の臓器摘出のことで、私は移植フェローとして雇われているので週に一回くらいはスタッフについてとりにいってます。臓器は心臓が多いですが、肺もたまにあります。取りに行く場所は車で20分の近場から飛行機で2時間かかる遠くまで様々です。 飛行機はプライベートジェットを使うので、最初は写真撮ったり中にあるお菓子食べたりかなりテンションあがりましたが…
9月からシカゴ大学心臓外科で研修をしている北原です。忘れなければ週一くらいのペースで更新していきたいと思っています。 シカゴ大学では年間600例ほどの手術を行っていて、心不全治療に力をいれているのと、ロボット手術が多いのが特徴です。心不全領域では経皮的RVADや植え込み型鎖骨下IABPなどの新しい循環補助デバイスを積極的に使用しています。ロボット手術ではTECABが非常に多く、多い週は毎日のように…