スーパーオペナース手術

ある日、三尖弁置換術がありました。 手洗いナースはアグネスでした。アグネスは入ったばかりの頃どうしようもなくできない手洗いナースだったみたいで、チーフの手術からキックアウトされて上司の太田先生の手術にずっと入っていました。ところが、3年という時を経て今では誰よりも僕たちの手術のやり方を知っており、ものすごいやりやすい手洗いナースとなっています。大器晩成型だな、と太田先生も言っていました。手術中も小…

時代の流れを感じる手術

ある日、冠動脈バイパス術がありました。 米国ではEVH いわゆる内視鏡を使ったバイパス用の静脈採取はかなり一般的らしく、そういえば今はもういなくなってしまった(セクハラの罪でやめていった)PAのティムが、80から90%はEVHだ!と言っていたのを思い出しました。今はジョンG(白人、いい人)とジョンS(黒人、お調子者)の2人しかオペ室PAがおらず、2人ともシニアなので(50代くらい)今までずっと内視…

プレートガールとの再会手術

ある日、冠動脈バイパス術がありました。久しぶりにプレートガール(胸骨プレートの業者さん、綺麗な人、プレートに使うネジを補充してくれる、それ以外はなんとなく手術台の横に立って術野を眺めるか、携帯でメール打ったりしている)と再会しました。前回気になっていたマウンテンの話と服の脇の下の部分に空いた穴との関連 (http://jaycs.jp/blog/?p=4259) を聞いたところ、「私マウンテンなん…

なくはない手術

ある日、冠動脈バイパス手術がありました。手術前にアグネス(オペナース)が「ヒロが気になっているあのプレートガール(胸骨プレートの業者さん、綺麗な人、プレートのネジを補充するのが1日の主な仕事)、アレンっていう名前らしいわよ。ヒロにハローって言っといて、って言ってたわよ(セイ ハロー トゥ ヒロ)」と言ってきました。これは、なくはないやつだな、と思いました。手術は終わりました。

桃太郎でフェアウェルパーティー 平井先生

6月は別れの季節です。今日はシカゴ大学循環器内科フェローで、チームWADA(留学情報発信団体)のコアメンバーである平井先生のお別れ会を桃太郎(日本食レストラン)で行いました。   平井先生はチームWADA関連のあらゆる企画や食事会に参加してくださり、また、同世代で米国で働く同僚としてとても頼もしく、一緒に働いていてすごく楽しかったです。特に平井先生がやっているインターベンションの領域は心…

42 皆さん初めまして、三菱京都病院の山下剛生(ごお)です。

北原先生にお声掛け頂き書かせていただきます。自分の仕事の遅さを反省しつつ今更ながらAATSの話を書かせていただきます。   今回私は国際学会で初のポスター発表が目的で参加しました。発表自体は、ほとんどの人が私の発表を聴くよりポスターを読んでいるという悲しい結果で、態度で「お前の英語は何言っているか分からない」と言われた気持ちになりました。個人的には発表を経験できたことには大いに満足できま…

PA(フィジシャン・アシスタント)的な看護師 奪い合い

アメリカには、PAと呼ばれる、医師の補助をするアシスタントがいる様ですが(https://www.m3.com/news/iryoishin/592832)、ニュージーランドにもそれに少し似た役割を担う看護師さんがいます。 オークランドシティ病院ではマクシン・アンダーソンという中年女性がその役割を担っています。白人でとても性格が良く、面倒見のいい女性です。息子が19歳と17歳です。彼女の役割は、大…

ブログに連絡をくれた人とチームWADAの会

ブログに載せているアドレスに連絡をくれたシカゴ在住の岡村さんとチームWADA食事会を開きました。牛角で行いましたが、新メニューがたくさんあり、新メニューはいずれもそんなに美味しくはなかったですが、相対的にやはり牛角はいいなと思いました。いつもいるおかまっぽい店員さんがその日もいました。