オーストラリア・ニュージーランドでは冠動脈の部位を数字で示すことはあまり一般的ではないようです(少なくともブリスベン・オークランドでは)。左の写真のような感じで表現します。日本にいたときは右の写真のように4PDとか数字で言っていたと思います。
先日、DCD肺移植の採取をしました。脳死移植と違い、温阻血時間の事もあり、とても慌ただしい採取でした(特に腹部外科が)。 ニュージーランドで3例目のDCDの肺移植だったので大がかりな感じでしたが、うまくいき患者さんも元気に退院されました。
先日乗った移植のための小型の飛行機(パイロット含めて6人乗り)が風のためとても揺れました。ひざに置いていたスマホが顔の高さまで浮いてくるというような不安定な飛行でした。死ぬかと思ったので、後日自分がどんな保険に入っているのか聞いてみました。 万が一、飛行機が墜落して死んでしまった場合は、約500,000ドル(3500万円くらい)のお金が国(?)から支払われるようです。 ウェリントンは世界一風が強い…
以下、病棟で働いている看護師さん(淺川真由美さん)に書いて頂いた文章です。他にも興味があることがあればmayuminasakawa@gmail.comにメールを送ってみて下さい。 日本とニュージーランドにいる看護師の方々から様々なお問合せをいただきました。ありがとうございます。他にもご質問等あれば、コメント欄に入れていただければ、次回そのことについて書かせていただきたいと思います。 まず、ニュージ…
ご存知の方も多いかと思うのですが、ニュージーランド英語では、Eを「エ」ではなく「イ」の音で発音します。https://eikaiwa.dmm.com/blog/21866/ ですので、Penは「ペン」ではなく「ピン」みたいに聞こえます。一方で、Iも「イ」の音で発音するので、PIN(Personal Identification Number 暗証番号)も「ピン」と発音します。 ニュージーランドに来…
先日も書いたように、現在のボスはアリソン(55歳)という英語の聞き取りのとても難しい西洋人の先生です。かなり気難しいのですが、幸い私のジャパニーズスタイルの勤務態度を気に入ってくれているみたいで、良くしてもらっています。 問題は、空き時間があるとコーヒーに誘われることです。英語の聞き取れない気難しいボスと丸1時間マンツーマン英会話を楽しげに成立させないといけないというのは骨が折れます。手術や医療に…
オーストラリアでもニュージーランドでも日本の医療はとても進んでいると見なされていますし、実際そうだと思います。ですので、よく「日本ではどうやってるの?」と聞かれます。 心臓外科領域の事でいえば、オフポンプバイパス(心臓を動かしたままの冠動脈バイパス術)や大動脈解離(日本はAUやNZに比べて解離の手術がとても多い)について聞かれます。 もう一つ良く聞かれるのは、肺外科領域の事です。日本の肺外科はとて…
現在のボスは、アリソンという気難しい(実はいい人)ベテラン外科医なのですが、ニュージーランド訛りなのかなんなのかわかりませんが、聞き取りがとても難しいです。当初は私だけそう感じているのかとも思っていたのですが、そうではないようです。ネイティブの同僚や看護師に聞いてもとても難しいと言っています。 以前にも述べたように、電話やマスク越しだとそれが顕著になるので厄介です。できるだけコミュニケーションに間…
患者さんの待合室は大きな半個室みたいになっていて、複数の家族が待っています。昨日術後にそこの前を通りかかると、患者さんの家族の1人がギターを弾きながら歌っていました。他の家族は迷惑そうにしているんじゃないかと思って見渡してみましたが、それなりに楽しそうにしていました。ニュージーランドらしいなあとおもいました。
先日のアーダーン首相の出産に続き、昨日、当院で女性閣僚のジュリー女性相(Minister for Women)が出産したみたいです。おめでたいことです。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180820-00000029-jij_afp-int https://www.news.com.au/lifestyle/parenting/babies/new-zea…