ホスピタリティ

2017-09-26

胸部外科学会に出るために帰国しました。飛行機をマイルでビジネスへアップグレードしたので快適に過ごしました。

僕は完全なる右利きですが、飯は左で食べるというおかしな育ちてられ方をしたため左手でご飯を食べています。

機内食が前菜、小鉢、メインみたいな感じで順番に出て来てその度にお盆を変えられるのですが、箸をぽてっと適当に置いていると、CAさんがお盆を持って行く際に箸を箸置きに綺麗に置いていってくれるのです。そこで、普通に右利き用に置くのかなー、と注目していると、非常にスマートに左利き用に置いて去っていかれました。

様々な状況における対応マニュアルが存在するとは思うのですが、箸の向きについてまで言及しているのであれば細かすぎるし、個人の力だとしたらこの人は経験や知識をもとにあらゆる局面に対応できる順応性をもった凄い人なんだと思いました。また、判断がどのようになされたのか(箸の先のテカテカ具合か、あるいは割ってる部位か、置き方か)は不明でしたが、いずれにしろその時間は0.5秒ほどでした。これがいわゆる一瞬で正しい判断をする、ということなのかと思いました。

 

気になったので、というかただただ話しかけたかったので聞いてみたら、どうやらマニュアルや研修の過程でそのような事項は学んでいないのだと。箸のテカテカ、割ってる方は両方みて判断したと。きれいに割られているので難しかったです、と割り箸の割り方を褒められました。うれしい。

 

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