前回の対談記事について

2017-10-24

前回の投稿で働く女性とチームWADAの対談記事を掲載させていただきました。文章を僕が、絵を上司の太田先生が書くという形になっているのですが、事前にできた文章を太田先生に提出すると僕のいたらなさのせいかたくさんの訂正がなされました。もちろん太田先生が直してくれたところは僕の中でもこれはちょっとな、と思うところが多かったのですが、問題は訂正が入ってしまった時点で僕の作品が僕の作品ではなくなってしまったということです。どちらがいい、悪いの話ではなくひとつの芸術作品としての文章が僕のもとを離れてしまったことに関して、そしてそれが世にでてしまうことに対して、ある種の悲しみや怒りのようなものがあり悶々とした日々を過ごしていました。自分ひとりでは解決できない問題であることは早々に理解していたので胸のうちを太田先生に相談したところ、オリジナルの方も投稿して是非を問うたらどうかといわれました。ということでオリジナルバージョンとしての僕の文章を下記に掲載させていただきます。また、その際に太田先生から同じ絵を掲載しても面白くないので自分で似顔絵を書くよう指示をいただいたのでそちらも新しく書き直しました。芸術の秋ということで、絵だけではなく文章でも芸術の違いを感じていただければ幸いです。

 

以下オリジナルバージョン

 

チームWADA特別企画として、働く女性の方々とチームWADAの会代表の北原、会計の太田が「他職種から学ぶ技量習熟、技量維持の方法」をテーマに対談を行いました。
その内容を特集記事としてお届け致します。

医療のトレーニング分野にも今後活かせるであろうヒントがたくさん詰まった内容となっております。
ぜひご意見、ご感想をコメントにてお寄せください!

 

北原 「今回はシカゴまでお越しくださいましてありがとうございます。やはり働く女性というとあらゆる意味でレベルが高い人が多い印象がありますが、お二人もそんな感じですね。シカゴにはよく来られるのですか?」

I さん 「そんなに多くはないです。ダウンタウンまでくることもほとんどなかったです。」

N さん 「私も数回来てますけど一度もダウンタウンまで出てきたことはないですね。」

北原 「そうなんですね。しかし、短期滞在にしてはお二人ともとてもおしゃれな格好ですね。」

I さん 「そんなことないですよ、普通です。」

N さん 「今日の為にお洋服にもしわがつかないように綺麗にスーツケースに入れて持って来ました。」

北原 「ありがとうございます。今日はダブルデートという風にとらえてもいいですかね。」

太田 「この対談前に北原先生と水族館に行ったみたいですがどうでした?」

I さん 「とても楽しかったですよ。」

北原 「僕は非常に悔しい思いをしましたね。水族館にいけばなんとかなると思っていましたが、何もエンターテインできませんでした。なんなら後ろの方で、聞こえるか聞こえないかくらいの声で、この魚でかいな、とか、青いな、とかを言うことしかできませんでした。もっと別の方法があったはずなのに。」

N さん 「言いたいことはなんとなくわかります。でも、こういうのは何を話すかとかエンターテイメントがどうとかではなく、誰と行くかが大事なんじゃないですかね。」

北原 「その通りですね。水族館にいるカップル達は確かにみんな楽しそうでした。」

 

中略

 

北原 「やっぱりワインのことを知っているとちょっとかっこいいみたいなところありますよね。」

Nさん 「そういえば私たちソムリエの資格持ってるんです。」

北原 「すごいですね。いや、すごいですね、二人とも。」

太田 「それはすごいし、言い出すタイミングも絶妙に言いですね。こういうタイミングの計り方はセンスというか天性のものなんでしょうね。北原先生にも学んでもらいたいところですね。」

北原 「その状況の中で非常に言いづらいのですが、でも言いださないともうガチガチで言い出せなくなってしまうので今がタイミングとしては最悪であることを承知で言いますが、二人にプレゼントがあります。」

I さん、N さん 「何ですか?」

北原 「チームWADAのTシャツです。」

太田 「説明が圧倒的に足りないですね。和田先生という研修医の先生がシカゴ大学に見学にくる際、手続きの不手際により見学ができなくなってしまったのです。それでもシカゴに来ますという男気に感化され、それなら和田先生をもてなす為に何かしようということでチームWADAが結成されました。その後順調に会員を増やしておりお二人にもぜひ参加していただきたいので北原先生が特製Tシャツを用意したみたいです。」

Nさん 「でも私たち心臓外科には関係ない職種なのにいいんですかね。」

北原 「だからいいんです。医者の世界にいるとどうしても狭い世界になりがちなんです。そんな中で全く異なる職種の人の話を聞いたりすることがとても貴重なんです。そのためにブログを」

I さん 「これお二人にお土産です。」

太田 「最高なタイミングですね。ありがとうございます。」

北原 「いや最悪ですよ。でもありがとうございます。」

 

2件のコメント

  • 北原 大翔 2017-10-25 at 6:13 AM

    ありがとうございます。

  • HT 2017-10-24 at 10:22 AM

    おもろい!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です