部屋探し

2017-10-28

ドイツの住宅事情とくに賃貸に関してはいくつかの方法があります。
留学される先生方でもしも部屋を探されている方がいらっしゃればと思い、参考までに。

賃貸の形態としては

①(病院などの)宿舎
② 通常の賃貸住宅
③  シェアハウス(Wohngemeinschaft;WG)
④ 又貸し(Untermiete)

が考えられます。病院や留学の場合、留学先・勤務先に問い合わせ宿舎を貸し出している場合はそれが一番手っ取り早くいざこざを避けられるかと思います。実際学生のころ留学した際、また渡独後最初に勤務していたBad Berkaでは宿舎(Schwesterwohnheim)を借りていました。
ハンブルクに移ってからは①がなく、自分で部屋を探さなければなりませんでした。給与がなかったこと、一人で住むことに不安があったため、③を探しました。インターネットや病院の掲示板などに時々張り出されます。http://www.wg-gesucht.de/
なかには犯罪まがいの契約金のみとり実際契約はないという悪質なものもあるようです。あまりにも安すぎるものは怪しいかもしれません。
現在の部屋は④です。電気・水道・インターネットなどもすべて込み、家具付きで790Euroの部屋を借りています。これもインターネットで見つけましたが、問題はUntermieteの部屋は1年のみと法律で決まっているため、長期滞在には適しません。
そして現在②の普通の部屋を探すためにかなり苦労しました。特にハンブルクでは部屋を探すのがとても大変だと言います。

https://www.immonet.de/

https://www.immowelt.de/

などのインターネットサイトで探すか、病院の掲示板などで探すのが一般的です。また友人や同僚にもいい部屋がないがききました。

インターネットではめぼしい物件を見つけるとBesichtigungs Termin(見学日)を教えてもらえるように連絡します。
たいていはその連絡をもらう時点である程度絞られます。そしてなんとかTerminに会うように都合をつけ、書類をもって見学に行きます。一つの部屋に対し応募者が殺到することがたいていです。特に外国人には厳しいです。
持っていく書類としては
・三か月程度の給与明細
・Schufa-Auskunft:信用明細のようなもの。
https://www.meineschufa.de/index.php?site=7
こちらからSchufaの書類を申し込むことができます。ねんに一度は無料で請求ができます。サイト上は探しにくくなっていますがDatenubersichtというものから請求ができます。請求が4週間程度で到着します。この請求に当たってパスポートのコピー及び住民票のコピーが必要でした。

最終的に上記サイトで見つけた物件を見学に行き、何とか契約をもらうことができました。

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