小室サウンド

2017-12-14

ニュージーランドでは全ての人にNHI(ナショナルヘルスインデックス)ナンバーというのが割り当てられていて、NZ内のどの病院にかかってもそれが患者IDとして使用されます。また、例えばA病院で撮ったレントゲンをB病院でNHIナンバーを使って検索して閲覧できたりもします。アルファベット三文字と数字4文字で成り立っています(ABC4567みたいな感じです)。

患者さんの搬送や紹介では必ずNHIを尋ねたり、伝えたりすることになるのですが、NHIのアルファベット部分を正しく伝えるためにフォネティックアルファベットPhonetic alphabetというのが使われます。例えば、「T for Tango 」とか「E for Echo」とか言うやり方です。これはかなり助かるのですが、たまにめんどくさがりの人とか忙しい人は、「for Tango」の部分を省略してきたりします。例えばTTE4567だと「Tango Tango Echo 4567」と言ってきたりするのです。一体何の事を言っているのかと混乱してしまいます。

また、自分から伝えるときも少し困ります。どの文字にどの単語を当てはめるかまだ自分の中で決めきれていないからです。先日「KMS〇〇〇〇」というNHIを伝えることがあったのですが、真夜中の急な電話でぼーっとしていたのと、寝る前に小室哲哉の音楽を聴いていたのもあったと思うのですが、「K for Komuro, M for Mark, S for Sound」と言ってしまいました。幸いMとSは通じましたが、KomuroのKは何度か言っても通じませんでした。しょうがないので、K for Kissと言ってわかってもらいました。少し恥ずかしかったです。

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