冠動脈バイパス術の吻合などで、吻合部の一部が均整がとれず突出してしまう状態の事をドッグイヤー(dog ear)と言いますが、ブリスベンでもオークランドでも術中に多くのコンサルタント達が「日本でもドッグイヤーって言うの?」と聞いてきます。もちろん「日本でもそう言いますよ。」と答えます。
日本では綺麗に吻合出来たときに「猫の手ようだ」と表現する先生もいます。ですので、私は「こちらでも、綺麗に吻合出来たときに猫の手(Cat’s hand)と言いますか?」とコンサルタントに聞きますが、どのコンサルタントも「その表現は聞いたことない」と言います。今の直属のコンサルタントは「それは、面白い表現だね。ただ、Cat’s handというよりはCat’s ポー(paw)の方が適切かもね。」と教えてくれました。しかしながら、私はpawの単語が思い浮かばず、マイケルジャクソンの”ポーッ!!”ばかりが思い浮かんでしまい、会話に間ができてしまいました。察したコンサルタントが「P、A、Wのポーだよ。動物とかの手の事。」と教えてくれました。悔しかったので「マイケルジャクソンのポーみたいですね」と言ったら「ンフ。デクランプ。バックアップ。」と言われてその会話は終わりになりました。
2件のコメント
Cobra headとはいいますよー
武部先生
どうもはじめまして!コメントありがとうございます。確かにコブラヘッド聞いたことがあります!!その方が何となくかっこいいですね!