年末年始で一時帰国しています。
ニュースで報じられていた離婚後夫婦の人工授精問題に関して感じたことですが、
夫の同意書がとられていなかったこと、同意書の内容や説明に関して病院や医師ごとに差異が見られることが指摘されていました。
ドイツでは同意書・説明書が統一書式として存在します。
外国人用に英語やアラビア語のversionも存在し、Thiemeなどのメーカーが病院側に有償で提供しています。
ダウンロードにより課金される仕組みとなっています。
この同意・説明書を用いた説明で在れば内容は統一され、病院間・医師間でも特に差異は認められないことになっています。
とくに外国人医師が多く働くドイツではこういったシステムは必須となっています。
日本でもそういったシステムが組み込まれ、また次々と発展する医療に関しても早急な法的整備が追従できるよう国として向かっていってほしいと思います。
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