オーストラリアでもニュージーランドでも、手術の説明・同意書とりはレジストラの仕事です(自分で同意書をとるコンサルタントもいますが)。同僚たちは英語ネイティブなので口頭で軽く説明してちゃちゃっとサインをもらっていますが、私の場合は英語が完璧ではないので万全を期すために、絵を描いたりしてできるだけわかりやすく説明して文書に残すようにしています。結果的にはそのことがコンサルタント達の間では好評のようです。
患者さんからよく聞かれる質問としては日本にいる時と同じで、合併症の頻度について、いつ退院できるのか、生体弁は牛なのか豚なのか、などがありますが、私個人に関する質問としては、「この手術誰がやるの(まさかあなたじゃないよね)?」が最も多いです。会ってすぐに聞かれることが多いので、おそらく私の若く見えてしまう見た目が原因なのだと思います(研修医と回診していても患者さんは私の方を研修医扱いしてきます)。一時期は髭を生やしたり、体重を増やしたり、低い声で話したりしましたが、全く効果はありませんでした。その質問に対する答えとしては「もちろん僕じゃないよ。ボスがやるから安心してね(もしくは、ボスとやるよ)。」にしています。そう答えると皆あからさまにほっと胸をなでおろします。胸をなでおろすというのはこういう表情・態度のことだと辞書か何かに載せらるような胸のなでおろし方をします。年齢相応に見える方法があれば是非教えてもらいたいと思う今日この頃です。
同年代の同僚達との写真をお示ししますので参照して頂ければ幸いです。
2件のコメント
アメリカでは、指導助手でもなんでも、指名されたひとがサージャンで、サージャンがクリアですし、そこにチャージされます。病院によると思いますが。
指名とかがあるんですね!指名されてチャージされると結構なお金が動くんでしょうね(笑)さすがアメリカという感じがします。