先週チェンマイでタイ胸部外科学会が行われました。
タイの学会ではライブセッションが行われることが多いです。今回はDr.TaweesakとDavid Adamsが2日間で8例の僧帽弁手術を行いました。また日本からは榊原病院の高梨先生が来られ、冠動脈バイパス術についての講義をされました。日本と違い会場はひとつだけで行われます。
学会では今年いわゆる心臓外科専門医試験を受けるレジデント(6年目)による発表のコンペティションが行われます。これは専門医試験を受けるには必須で、発表したスライドは論文にしないといけません。今年は14名が専門医試験を受けます。ちなみに優勝者には賞金(5万バーツ)が出ます。
現在タイでは新しいCVTセンターがいくつかの県で出来つつあります。CVTセンターは集約されており、心臓外科専門医を持つ医師の数は200強です。全体的として心臓外科医の数はまだ不足してます。
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上:チェンマイ大学で行われたライブ前の全体写真
中左:左より ドイツから来られていた清水先生、新津先生(ランパーン病院)、高梨先生、筆者(CCIT)、山邉先生(ランパーン病院)
中右:レジデントのコンペティション表彰式
下:チェンマイで見つけた変なもの
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