はじめまして!シカゴ大学で臨床薬剤師なるものをしてます、伊藤覚です。何かと縁があり(2-3年ほど前にたまたま太田先生にエレベーターで遭遇して勝手に僕から話しかけただけですが笑)、シカゴ大学の日本人の先生方と仲良くさせていただけることになりまして、先日の新年会でこのブログに参戦するようご要望がありましたので早速書かせて頂くことになりました。これからはアメリカの病院で働く薬剤師に関して色々と少しずつご紹介していきたいと思ってます。日本語が下手なのと、日本の医療専門用語を良く知らないという致命的な僕ですが、頑張りますのでよろしくお願いします!
今回は軽く僕の自己紹介と簡単な大まかな仕事内容をご紹介します。
神奈川県相模原市出身ですが、両親に連れられ小4-6の2年間と中2の夏から現在までアメリカに住んでます。アリゾナ大学薬学部卒業後、シカゴ大学で研修薬剤師(PGY1 Pharmacy Residency)を1年修了し、2013年より同病院で臨床薬剤師として勤めています。僕の仕事内容は大きく二つありまして、1つは薬剤部での調剤、もう1つは病棟で医師たちのチームに加わって患者の薬の管理をする臨床業務をしてます。
当病院では主に経口投与の薬を扱う薬剤部、点滴の薬を扱う薬剤部、抗がん剤を扱う薬剤部、手術室の薬剤部、外来患者用の薬剤部などがありまして、僕は外来と小児科以外の薬剤部で働いています。基本的には医師のオーダーをチェックし、テクニシャンが調剤した薬をチェックし、医師や看護師からの電話対応をしています。
臨床業務では、医師たちのチームに加わりラウンドに参加し、各患者の薬物療法をチェックし医師にレコメンデーションをしたり、薬についてのカウンセリングを患者と行うなどしています。
上記の業務以外には様々な臨床研究、薬学生や研修薬剤師たちの教育、Chicago State Universityの薬学部での授業、その他いろいろとしています。
本日はこんなところで!またよろしくお願いします!
追記:今週の院内での大田先生との遭遇回数=2回
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