長すぎてもダメ、短すぎてもダメな手術

2018-05-18

ある日、LVAD手術がありました。体の小さい人で(アメリカではレア)、HVADを植込みました。補助人工心臓と大動脈をつなぐ人工血管の吻合ですが、いつも長さの調整に四苦八苦します。太田先生(上司)が「毎回かならず長すぎるか短すぎるかにしかならない、ベストであったことがない」スモールジョークを交えジョンS(PA)とアイリーン(オペナース)の笑いを誘っていました。今日のは吻合中は「短っ」と思って早速後悔していましたが、吻合が終わった段階では「むしろ長っ」となっており、最終的にはなんかいい感じの長さになってました。そして手術は終わりました。

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