今日はメモリアルデーというアメリカの祝日です。なんとなく病棟を回っていると、昨日ドレーンをいれた患者さんの病室にレスピラトリスト（呼吸器の管理とかする人）のアシュリー（この名前は綺麗な人が多い）がいたので、すでにレントゲンなどは確認していたのですが、おもむろに病室内でレントゲンとか見たりしてみました。すると「何を見ているの？」と聞いてきました。よし、と思い「ドレーンと右の肺」と答え、会話が成立しました。その後、「レスピラトリストはいつも真緑の服を着てるけど、今日はどうして薄緑なの？」と全く興味ない質問をしてみたりしました。返事はなんとなくよくわかりませんでしたが、「これ、嫌い？」と聞かれたのはわかったので、「大好きです」と答えておきました。思い返せばこの時「あなたが着てるものだったらなんでも好きです」という返しをしておけば好意が伝わって良かったかと思いましたが、むしろそれは激しく気持ち悪い内容になるのでやはり言わなくて良かったと思いました。

その患者さんは重症な病態にも関わらず以前から僕に嫁さんをみつけてくれようとしていて、アシュリーに結婚しているかどうかを聞いていました。どうやら彼女はシングルだったらしく、「ヒロ、彼女結婚してないってよ、彼女結婚してないってよ」とかすれた声で必死に伝えようとしていましたが、アシュリーはそれを遮るかのように「しっかり咳して、しっかり咳して」と咳を促してました。仕事熱心ですね。

天気も良かったのでレモネードなんかを飲んでみました。