移植用の心臓・肺の採取(retrieval)は基本的に真夜中に行うことが多いですし、とても小さな飛行機での移動なので疲れます。少しでも手術に集中するために移動中や待ち時間に仮眠をとるようにしています。
しかしながら、先日のretrievalでは、同行した看護師のジョセリン(フィリピン人50歳くらい)がずっとしゃべっていました。疲れるので、気づかれないようにできるだけ距離をおいて座るようにしていました。深夜3時に病院について待合室の隅で仮眠をとろうと目をつぶるやいなや、近寄ってきて「今夜は寝かさないわよ」と言ってきました。あまりに顔が近かくて迫力があったし、色っぽい仕草だったので、つい「Thanks」と言ってしまいました。本当に一睡もさせてくれませんでした(そういう意味ではなくて)。
手術は終わりました。
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