チームWADA学生部(仮)~平凡な一日~

2018-09-21

お久しぶりです。「平凡」でおなじみ、医学部医学科6年生の對馬です。今年の5月にシカゴ大学心臓外科医局に留学させていただき、太田先生、北原先生をはじめとした多くの先生にお世話になり、その際にチームWADAに入部(?)させていただきました。今回は7月(https://teamwada.net/old/?p=4370&cpage=1#comment-3846)に同じくチームWADA所属の星くんと話していた、学生部(仮)ブログの第一弾を投稿させていただきく存じます。今回は平凡な僕の平凡な一日を紹介させていただこうかと思います。

 

さて、僕は今年で最終学年となり、来年からは医師としての第一歩を踏み出すことになっています。この7月8月はその就職先となる病院の採用試験がありました。医学生の就活ですね。現在の大半の医学生はこの採用試験を受験する前にインターンのような形で多くの病院を見学し、働きたい病院を探し、採用試験の申込をします。平凡な僕も同じように興味のある病院をいくつかピックアップし、試験を受けました。

 

その日も都内のある平凡な病院を見学していました。その病院では高校の同級生が研修医として今年の4月から働いているのですが、彼に誘われて見学が終わった晩に東京は新橋で飲みに行きました。ちょうどその日はサッカーのワールドカップで日本の試合がありました。平凡な、よくあるイベントですね。時間も早かったので2件めにパブリックビューに観に行くことになりました。

 

パブリックビューに着くとたまたま同級生の鈴木くん(仮)が飲んでいて、話を聞いてみると異業種交流会を開催してちょうど飲み直しているとのことでした。そこには他大学の医学生や五大商社マン、経済系の大学院生などがいました。一緒に観戦しながら話を聞いていると、そこには医療系の事業も行っているカメラ会社員の方もいて、どうやら日本産補助人工心臓であるEVAHEARTの開発に携わっていた経験があり、転職して今は別の研究をされているとのことでした。隣で飲んでた人が実は補助人工心臓の開発者の一人だったって、平凡でよくあることですよね。

 

その人と帰りの方面も一緒だったのでお話を伺っていると、現在はFoldable Ventricular Assist Deviceと言って折り畳み式の補助人工心臓を循環器内科的な手技で患者に植え込む、という技術の研究をされているとのことでした。今風に略すならFVADとでも言うのでしょうか。まあまだ数十年以上先に実現するかどうかもわからない話とおっしゃってましたが、そんな研究をしていると聞いて、平凡な僕は浪漫があるなあと感じ心動かされたのも束の間、スマホを落として画面が割れてしまい、スマホ修理に出すハメになってその時の写真も消えてしまったという平凡な一日でした。

 

このような医学生のリアルな日常を定期的に投稿していき、チームWADAやこのブログを盛り上げて行ければいいなと思っております。協力してくれる学生の方がいたらコメントいただけると最高です。よろしくお願いします!

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