初めまして、若月信と申します。
現在インディアナ大学の麻酔科でレジデントをしています。
北原先生の送別会に参加させていただいた縁からチームWADAに、
そしてブログ記事の筆を執ることになりました。
略歴としましては、東京出身、日本の医学部と麻酔科レジデンシー(後期研修)の後に短期のリサーチフェローシップ@カリフォルニア、現在のインディアナ大学麻酔科のレジデンシーに至ります。適当な略歴ですがアメリカ人も上記以上のことを聞いてくることはあまりないのでこれで良しとします。
心臓外科関連のブログということなので、こちらの麻酔科レジデンシーのシステムについて紹介しようと思います。
日本は医学部卒業後、2年間の初期研修のあとに最短3年で麻酔科専門医となり後期研修修了となります(新専門医機構の新課程は少し異なるかもしれません)。アメリカでは1年間インターンシップの後に3年間の麻酔科レジデンシーを経て麻酔科専門医になります。
1年目のインターンシップは、内科、外科、Transitional yearと3つの選択肢があります。Transitional
yearは日本の初期研修の様にいくつかの科をローテーションしていきます。研修の厳しさ・キツさでいうとTransitional
year>内科>>外科となります。もちろんマッチングでの入りやすさは逆で、外科>>内科>TYです。外科がキツいのは有名なので外科医の皆さんには尊敬の念を禁じえません。
自分は内科をしました。久しぶりの内科、しかもインターン、全く違うシステム、そして英語。この組み合わせで人生の中でも1,2を争う辛い一年間でした。
現在は麻酔科レジデンシー1年目、CA-1 (Clinical
anesthesia)です。3年間なのでCA-2、CA-3とステップアップしていきます。現在、麻酔科に戻ってきて非常に快適な日々を過ごしております。年を経ることに楽になっていく模様なので期待が持てます。
麻酔科レジデンシー修了後は専門医・アテンディングとして働くか(practice)、フェローシップに進みます。麻酔科のフェローシップは、心臓血管、産科、小児、ペインがあります。自分はフェローシップの後にアテンディングを目指しています。まだ道は長いですが、アメリカ生活を楽しみたいと思います。尚、ランボルギーニ購入はまだまだ先の話になりそうです。
写真はシンシナティ現代美術館での一枚です。現代美術が好きです。
コメント
しんちゃん久しぶり!
うちの娘が板橋の帝京大学で去年、目の手術受けたよ!
コウジも元気にしてるよ⤴︎