こんにちは、学生の星です。この度は對馬くんと一緒に学生部ブログを書かせていただくことになりました。今回は学生部ブログ第9弾です。前回はお客にスピーチを要求するボストンのラーメン屋さん「夢を語れ」をご紹介させていただきました。今回はその1週間ほど前、2月の終わりにNYで経験した出来事についてです。
僕は今年の2月にコロンビア大学の心臓外科で1ヶ月間実習をさせていただきました。NYでは手術見学や回診以外にも、テニスの大会に出たり、アメリカ人のフェローとマジ喧嘩したり、オーストラリア人(後述)にブチギレられたり、PAの人とご飯に行ったりと語り尽くせないほど色々なことがあったのですが、とりあえずそれは置いておいて、ちょうど同時期にコロンビアの心臓外科には僕以外に学生が2人いました。
真ん中の女性がシドニー大学から来たステラ、右がコロンビア大学のマニッシュです。実習中は3人で回診の準備とか色々なことを手分けしてやっていました。1回ステラに僕がキレられて険悪になったこともありましたが、マニッシュがまあ皆で1ヶ月頑張ったよねということで最終日に打ち上げを企画してくれました。上はその時の写真です。
話題のメインは政治についてでした。マニッシュはオーストラリアや日本の政治について良く知っていて驚きました。あと、電柱の政策について語り合うのはこれから先二度と無いと思いました。
すると急に何の脈絡も無くマニッシュが
「あのさ、話変わるけど何か生活しててうざい瞬間ってあるじゃん?みんなでそういう瞬間言ってこうぜ!」
と言い出しました。「いやいや、すべらない話じゃあるまいし、話下手かよ!」と突っ込みたくなりましたが、何の疑問もなくステラが話し始めました。
ステラはコロンビアの心臓外科での実習中PAの学生がいて手術に参加できなかったという話を愚痴っぽくしていました。確かにこの「PAの学生問題」は一悶着あり、僕も言おうとしていたのですが、先を越されました。焦りました。
「で、ユウキはどうだい?」とマニッシュが聞いて来ました。かなり困った結果、日本は電車で寝る人が多くて、隣のおっさんが肩にもたれかかってくるのがうざいという話をしました。身振り手振りを交え、苦し紛れではありましたが、2人とも笑ってくれて良かったです。
僕はこのNYそしてボストンでの経験を通して、当然ではありますが、英語で無茶振りされて話すのは大変だということを痛感しました。ただ、日本にはほとんど無いような会話の流れでも「なにそれ?」と突っ込むこともなく普通に話していたステラを見ると、こういうのって海外だと普通なのかなと思ったりもしました。
こうして打ち上げを乗り越えた僕は翌日、ノースウエスタンに留学していた同期、そしてNYの先生方に紹介していただいた北原先生に会うためシカゴへと向かいました。
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