吉田くん① ニューヨークで形成外科の実習

2019-03-04

慶應医学部5年の吉田大蔵です。学校の短期臨床留学プログラムでNYのコロンビア大学に来ています。実習はHarlem Hospital CenterのPlastic and Reconstructive Surgeryで行なっておりますが、外科系で空いているところを探して決まりました。

コロンビア大学の学生もこの病院に実習でも派遣されており、特にPlastic Surgeryは手技をたくさんやらせてもらえると彼らの間で噂になっているそうです。市中病院で人手が足りないこともあり、実際にオペの中での手技からオペ前後のセットアップなど広くやらせてもらって(やらされて)います。
熱傷や感染によるデブリードマンなどの治療や皮膚移植、美容外科領域のTummy Tuck(余分なお腹の皮膚を取り除く手術)やBrachioplasty(余分な二の腕の皮膚を取り除く手術)などの症例を日々みています。またこちらではHand Surgeryも形成外科医の仕事になっていて、手の骨折や手根管症候群などの患者さんもよく来ます。
本題ですが、ある日のオペで少しだけ気になる会話が繰り広げられていたので、シェアさせていただきたいと思います。
僕は形成外科をコロンビア大学の学生と2人で回っています。彼は英語はもちろん、スペイン語もロシア語もペラペラで、相当のキラキラ学生です。しかも結婚しています。オペには彼と医師2人と僕の4人で入っていて、医師A(女性)が彼に奥さんのことを尋ねていました。
医師A「あなた結婚してるんだよね、奥さんどうなの?」
学生「彼女はとってもスイートだよ。そして理学療法士をやってるんだ。僕らはBumbleで出会ったんだよ。」
医師A「Dating Appだったんだ〜、私も使うけどいつもOne Nightで終わっちゃうんだ。次はバーに行って探したいの。」
医師B(男性)はオペ室を覗きに来た企業の方(綺麗な女性)と良い感じで、オペが終わってからもICUみたいなところでしばらくイチャイチャしてます。
もちろんすごく珍しい話ではないですけど、周りが全員そういうタイプだとこの業界は自分に素直でいいなと思ってしまいました。

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