今働いてるDCの病院は一般病院なので冠動脈の手術が多めです。今まで僕がトレーニングを受けていたとことの大きな違いは、助手側に立って(患者の左側に立って)から吻合をスタートすることです。手術室に呼ばれる頃にはすでに人工心肺はくっついてるので、手洗って入ったら助手側に立っておもむろに大動脈遮断をします。
そこから右冠動脈、左回旋枝あたりを縫い終わるとサージカルアシスタントから「こっちへ来なさい」と言われ、術者側にいってから左前下行枝の吻合をします。今までと全く異なるサイドからの吻合、かつ縫い方も冠動脈を外→内で運針したりとこれまたトレーニングを受けた時のものとは全く異なります。アシスタント達は「これがみんな慣れてるから助手もしやすいし、あなた的にもやりやすいと思うわ」と言い、「あなたのやり方があるならそれに従うけど、チーフ以外みんなこれでやってるわよ。みんな最終的にはこっちのやり方になるのよ」とほぼ強制的な雰囲気もあり、僕はもちろん「これめっちゃいいね!」と言ってやってます。アテンディングというと将軍的なイメージがあり僕もそこを目指していたのですが、結局どこまでいっても足軽感からは抜けられません。
8件のコメント
ターゲットによっては外内の運針で対処できない地雷症例がたまにあると思います。見極めが大事ですね。
見極めって難しいですね。
解離するとたしかに厄介ですね。柔らかいとこ捉えられれば、ええんやけどね。
ほぼ全部順手でできるから、楽なのよね。
楽ですね。
まじめな話ちゃんと自分のやり方でやった方がいいよ
やっぱそうですよね。
外内わるくないよ。簡単にやる方法が一番好きです。
多少戸惑っていますが、助手がめちゃくちゃ優秀なのでなんとかなっています。