今週末の4日間(4月4、5、6、7日)日本に帰国していました。理由は、私の第2子が生まれる(予定日4月5日)というのと、外科学会(4月5、6、7日)に出席するというのが主なものでした。 この短い期間中にドンピシャで生まれてきてくれてとても幸運でした。また、改めて産婦人科の先生および助産師さんはすごいなぁと思った次第でした。 今回述べたかったのは、学会の休暇と支給されるお金についてです。 当院では学…
日曜日は基本的に休みですが、レジストラは午後3時くらいに翌日手術の患者さんの同意書をとりに病院に来なければなりません。なんやかんやしているうちに平均2時間くらい滞在することになります。なので休日感が少し薄れてしまいます。 (一方、ブリスベンでは、当直医が同意書をとってくれるシステムだったので病院に来る必要がありませんでした。) たまにあるのが、通訳が必要な患者さんの通訳者が予約されていなくて、数時…
当直の際、我々レジストラは院内で働き、緊急手術になりそうな時にオンコールのコンサルタントに電話をして来てもらいます。 コンサルタントは10人くらいいますが、皆さん性格が大きく異なります。大きく分けると、緊急手術をしたくないタイプとしたいタイプに分けられます。前者のタイプは電話をかけるとあまり嬉しくなさそうにしますが、後者のタイプは電話をかけると嬉しそうにします。 昨日の当直のコンサルタントは、手術…
今年は3月30日から4月2日までの4日間ははイースター休暇です。みんなウキウキしています。そんななか当直をしています。緊急手術があったり、急変があったりと相変わらずです。 土日祝日の当直(1stオンコール)は専ら病棟当番と電話対応をします。もし緊急手術があった場合は、すべてのオーガナイズをして、二人目のオンコール(2ndオンコール)を呼び出して手術に入ってもらいます。分担されているので楽といえば楽…
今週はオンコール週間です。オペ室には行かず、ひたすら電話を受け続け、雑用をこなす週です。8週間に1回くらいの頻度でやらなければいけません。 今日は、2件の緊急手術のコーディネート(各部署への連絡、同意書とり、時間調整)を同時にやるというストレスフルな事をやりました。普段できるだけ電話での連絡を避けている私が、30分で30件くらいの電話をかけなければならず、非常に疲れました。さらに、そのまっ只中に、…
こちらの人達はよくウィンクをしてきます。男でも女でも。というか、男の人がしてくることが圧倒的に多いと思います。道ですれ違ったときに「Hi!」の代わりみたいにしてきます。また、なんか上手いジョークを言ったあとに、「どうだ今の俺のジョーク!」みたいな感じでしてくることも多いです。 私としては、人にウィンクをされることが今までなかったし、ウィンクと言えば異性に対して好意を示すためにする仕草というイメージ…
ブリスベンでもオークランドでも日本人はとても人気があります。「日本人は皆、真面目で、良く働き、礼儀正しいし、手術も上手だ」とのことです。皆そう言います。以前いた日本人医師の名前を出して、「知ってるか?」と聞かれます。残念ながらファーストネームで、且つ発音が微妙なのでわからないことも多いですが。。。現在のディレクターは佐野俊二先生の少し後輩にあたり、一緒に働いていたようです。 ニュージーランドでは2…
同僚がインド人ばかりなせいで、インドの話が多くなって恐縮なのですが、新たに知ったことがあったのでここに記述させていただきます。 題名のとおり、インドでは出生前に男の子か女の子か知ることは法律で禁じられているそうです(1994年制定)。未だに男の子を欲しがる風潮があり、女の子を妊娠した親がabortionしてしまうということが多くあったことが原因のようです。これを規制するために、エコー(超音波)の機…
先日の心臓外科トレーニングプログラムの文章を書いているときに、少し興味が出たので自分が申し込めるかどうか調べてみました。すると、永住権だか市民権がないとだめだと書いてあり、一瞬で断念せざるを得なくなりました。 その話を、同僚のケビン(アメリカ生まれ。ニュージーランド育ち。母親がアイルランド人。3カ国のパスポート保持者。ラグビーと筋トレを愛するマッチョ。)にしたら、 「僕のパートナーになればパートナ…
さらにインド人の同僚が増えて5人になりました(あとは、ロシア人1人とアメリカ人1人と中国人1人)。みんな仲が良くて、よく食事に行ったりします。インド料理の美味しいところに連れて行ってくれるので有り難いです。 そんな彼らは、全員、寿司が嫌いです。魚がそもそも嫌いだと言います。味噌汁も嫌いだし、麺もあんまりだと言います。そのくせ、和食を食べさせろと言います。しょうがないので日本のお菓子をあげてごまかし…