医学教育に関して
内藤 志歩先生 / 2017-05-14

ドイツとくに私のいるハンブルクでは常に医学教育が見直され、医学教育の先進プロジェクトとしてハンブルクは先端を走っているようです。 従来のドイツの医学教育と日本の医学教育(あくまで私が教育を受けた10年前のものと比較して)の大きく異なる点は、 学生の臨床能力の高さだと思います。 ドイツでは日本と同様に系統講義の後に臨床実習が基本となります。私の今いるハンブルクではこの境界をとりはらい、系統講義と同時…

医師の病欠、手術記事の絵

ブリスベンは結構寒くなってきました(最低14℃、最高24℃)。寒くなると同僚の医師達が風邪をひき、気軽に休んでしまいます。ですので、最近は人手不足で忙しい毎日です。このあたりは、日本との違いの一つだと思います。 レジストラの仕事の一つとしてカルテに手術記事を書くというのがあります。日本にいたときは、ハイライトとなる部分の絵を描いて文章で説明するように指導されそのようにしていましたが(絵は下手です)…