シカゴも夏がきたみたいで毎日暑いです手術

ある日僧帽弁の手術とBIVAD手術がありました。あまりに暑いので手術と手術の間にレモネードを飲んでみました。レモネードはコーラやスプライトばかりのアメリカにおいて、割とサッパリした飲み物(甘いですが)の代表格で、暑い日などはとても重宝されます。日本ではレモネードを飲んだことなかったのですが、アメリカではものすごくよくみかけ、最近よく飲みます。夏の間は子供達が自宅の前でレモネードを売る、レモネードス…

ストライキの日の勤務の様子 動画あり〼

ストライキが決行されたので手術はありませんでした。病棟の看護師さんも数が少なく静かな様子でした。https://www.radionz.co.nz/national/programmes/checkpoint/audio/2018653375/protests-across-new-zealand-as-nurses-strike 特にやることがなかったので、ウェットラボを開催してみました。心臓外…

ストライキ

”看護師さんの視点”ブログでもあったように、明日は看護師さんのストライキです。ですので、明日はオペがありません。 コンサルタント達は口では「待機患者さん結構いるんだけどなぁ」とかブツブツ言っていますが、手術しなくていいので(休みになるので)、明らかに嬉しそうです。 誰が(コンサルタントの)オンコールをやるかで熱く議論をしていました(押し付け合っていました)。

ニュージーランドで看護師として働く ~病棟の看護師さんの視点④~

以下、病棟で働いている看護師さん(淺川真由美さん)に書いて頂いた文章です。他にも興味があることがあればseiri45@yahoo.co.jpにメールなど頂ければ幸いです。 2016年10月と2017年1月、ニュージーランド全国の公立病院に勤める若手医師が、勤務形態の改善を求めてストライキを起こしました。連続勤務日数を最長12日から10日、連続夜勤日数を最長7日から4日に減らし、医師と患者の安全を守…

ホモグラフトを使った手術

ある日、ホモグラフトを使った基部置換術がありました。日本では一度も見たことなかったのですが、こっちにきてからたまにみるホモグラフトです。ウェットラボとかでみる豚の心臓についてる大血管みたいです。 こういう日本でやらなかった手術とかをやってみると、日本でもし手術をする機会などがあったときに「アメリカではホモグラフトとか使ってたんだけどなぁ」とかちょっとかっこつけたりして、看護師とか研修医とかに、また…

ガーゼカウント手術

ある日大動脈解離の手術がありました。 器械だしナースはロザンナがやっていました。ロザンナは必ずといっていいほど手術の最後の方でガーゼが足りない、と叫び出します。その日もそれで100回くらい、ガーゼ胸の中にない?足元にない?隠してない?と疑いをかけられました。だいたい床に落ちてたりするのですが、疑いをかけられること自体あまり心地はよくありません。その日も床に落ちてましたが、僕にかけられた冤罪に関して…

44 社会復帰

お久しぶりです。元オペナーの中路です。 現場から離れて早丸3年、楽しく遊んで暮らしました。海外にいると周りも同じような状況で遊んでられましたが、日本だと友達がほとんど働いているので働かなければいけないような気がします。 それにこの前では看護師としてはもちろんですが、そもそも社会復帰することが出来なくなる!と焦りまして、やっとのこと重い腰を上げ社会復帰をはたしました。また悲しいことに2018年から扶…

そういえば昨日は七夕でしたね 何か願い事しましたか?手術

ある日、さらっさらの心臓移植の手術がありました。さらっさらというのは、手術の既往もなく、なんもないすごいやりやすい心臓移植です。BMIが高すぎる人などは移植の適応がおりないので、移植患者はだいたいいい感じの体格の人が多く、今回は小さな女の人でしたがめちゃくちゃやりやすかったです。チーフの症例でしたが「カモーン」と怒られることなく(はじめてかもしれない)手術は終わりました。

電波が悪い病院でretrieval

移植用のRetrieval(Procurement)に行くある病院は、電波がとても入りにくいです。特に、Spark(ニュージーランドの4大キャリアの一つ)という会社の電波は全く入りません。なのでその携帯を使っている人はとても不便そうです。 あろうことか、移植コーディネータの携帯はSparkのものです。コーディネーターは連絡のためにオペ室と外科医の待機する部屋を頻繁に行ったり来たりしています。オーク…