オーストラリアでもニュージーランドでも、公立病院では手術のキャンセルがとても多いです。主な理由が、ICUベッドが一杯になったというものです。結構ベッドがあるように見えるのですが、すぐに手術をキャンセルにしてきます。他の理由には、麻酔科医の不足、看護師の不足、人工心肺技師の不足、麻酔科テクニシャン(挿管介助や薬の調達、エコーの管理をする人達)の不足などがあります。結構人がいるように見えるのですが、決して無理をしません。患者さんもキャンセルにされてもそれほど怒りません。6回キャンセルされて7回目にやっと手術を受けられるという人もいました。プライベート保険に加入している人達が行く私立病院ではそのようなことはないみたいです。
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