先月、移植用の心臓や肺の採取(retrieval, procurement)係に任命して頂きました。今まではアシスタントで行くことばかりでしたので喜ばしい事なのですが、夜中に有無を言わさず召集されるので気が重いです。
シカゴの北原先生が以前書いていらっしゃったのと同様にニュージーランドでも軽食が出ます。しかしながら、メニューを聞かれることはありません。宴会の余りものみたいな冷めたピザやポテトを「こういうのが欲しいんだろ?」と言わんばかりに大量に出してきます。ピザを見るだけでげんなりするのですが、それを喜んで食べている他の医師・看護師・コーディネーターを見てさらにげんなりしてしまいます。牛丼までとは言わないのですが、おにぎりとか出してほしいです。
オークランドシティ病院はニュージーランドで唯一の心臓と肺の移植を行う病院なので、ニュージーランド中の提供者の心臓・肺を採取しに行く必要があります。飛行機とヘリコプターを乗り継いでいかなければならない地域もありますので、行き帰りで10~12時間かかることが時々あります。また、遠い地域だと医師・看護師・コーディネーターの訛りが強くて何言ってるのか本当にわからないことがあります。今はそこが一番心配です。
3件のコメント
北原先生
全く同感です。必ず熱心に勧めてくれる年配の看護師さんがいて、あ、美味いっすって言わないといけない感じがつらいです。
武部先生
先生は既に西洋文化に馴染んでいらっしゃいますね。羨ましいです。
暖かいペパロニピザはまあうまいと思います
病棟でもオペ室でもどこでも、誰かがピザあるよといった時の皆のイエーイ感はいまだに謎ですね。もし、ピザ別に好きでもなんでもないけどとりあえずイエーイ言っとくかみたいな感じで言ってるならやめてほしいですし、本当にピザでテンションあがって言ってるならそれもやめてほしいですね。