34 出川がすごいという話。

2018-04-30

はじめまして。先月アメ留中にお世話になったご縁で北原先生にご紹介いただいた慶應6年の堀之内友紀と申します。留学先のNorthwestern大学ではCardiac Surgeryをまわっていたのですが、如何せん知識も浅く、日本と比べるなんてこともできないので、医学とは関係なく1ヶ月強アメリカで過ごして感じたことをつらつら書きたいと思います。

以前、ホームステイなどの経験はあるのですが、そういう時は大体お世話係が決まっているもので、全く無知の異国の環境にポイッと放り込まれるのは今回が初めてで、
言語の壁
というものを感じてしまいました。今まで英語はそれなりに勉強してきて、最低限観光や生活する上では困らない程度の英語力はあります。が、仕事となるとまた別だなと学生ながらに感じました。医学用語とか全然ついていけないし(ただの勉強不足…)、分からなくても無責任にうんうんとか言えないし。基本的に言いたい放題な性格のわたしは言いたいことが伝えられないだけで大変ストレスなわけです。

そんな中でも、いろいろ質問できたり、コミュニケーションがとれたりしてスッキリ過ごせるときもあるんです。で、気がつきました。そういう時は自分が伝えようとしているときなんだなと。伝えようとしなければ伝わらない、当たり前のことですが忘れがちです。自分だってカタコトでも何か伝えようとしている人を無下にしようとは思わない。逆もしかりで伝えたいと思えば大体の人はどんなに言葉が拙くても汲み取ろうとしてくれる。
コミュニケーションって気合だな!
と思ったわけです。

ここでやっとタイトルの話になりますが、わたしの好きなテレビの企画で英語が全くダメな出川哲朗が外国でおつかいをするというものがあるんですね。英語がどんなにできなくても出川は気合でコミュニケーションが取れてしまうわけです。少し前の回ではペルー人か何かと日本語で通じ合ってました。尊敬です。どんなに勉強ができて英語ができても、自分が動かなければ何も伝わらないし変えられないものだなと改めて感じた1ヶ月でした。

長々と稚拙な文章を読んでいただきありがとうございました。なんだかすごいコミュ障の話みたいになりましたが、先生方、PA、ナースの方々もみんな優しくて、日本人の先生方にも助けられ、なんだかんだ楽しく実習を終えることができました。多くの方に支えられ貴重な経験となったこと、この場を借りて御礼申し上げます。

 

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