ニュージーランドは資金が潤沢なのかなと思わせられることがよくあります。一番そう感じるのが、針糸の使い方です。両端に針のついている高価な糸を片側一方だけ使ってその後は捨ててしまいます。日本にいたときは「余りの糸」と言って残りも使っていましたので、なんだかもったいない気がします。
インド人達にその話をすると深くうなずいてくれました。彼らはスタビライザーは25回は使うと言っていました。
ニュージーランドは資金が潤沢なのかなと思わせられることがよくあります。一番そう感じるのが、針糸の使い方です。両端に針のついている高価な糸を片側一方だけ使ってその後は捨ててしまいます。日本にいたときは「余りの糸」と言って残りも使っていましたので、なんだかもったいない気がします。
インド人達にその話をすると深くうなずいてくれました。彼らはスタビライザーは25回は使うと言っていました。
3件のコメント
今までいたアメリカの施設ではモノフィラメントの糸はすべてSurgipro(Covidien)でした。感覚的にはすぐ切れるもろい糸が混じっているなどの製品ムラがあるし、糸の弾力性というか粘りがなくて嫌いです。どう考えてもprolene(Ethicon)の方が優れていると思うのですが、前者の方が安いのでほとんどの施設で使っているようです。シカゴに来た際、「俺はProleneしか使わないから仕入れてくれ」と言ってみたのですが、変な委員会に出てProleneがsurgiproよりその値段の差を凌駕するほど優れていることを証明せよと無茶を言われて断念しました。豊富な資金で好きな糸や器械で手術できる環境がうらやましいです。
そうなんですね。アメリカの病院は資金が潤沢でコンサルタントの意向のままに好きな器具や糸を使えるものとばかり思いこんでおりました。移植の飛行機に関してはいかがでしょうか?ニュージーランドのものはとても狭くて、パイロット2人、乗員4人の今にも落ちそうな小さな飛行機にぎゅうぎゅうになって乗っていきます。飛行機をどうにかするほどのお金はないようです。
移植に関しては病院の「儲け」という点では非常に莫大なようでどの施設でも移植をする外科医やdivisionは力をもつようです。噂では一回のフライトは距離により値段も変わるのですが8,000-20,000ドルようです。ですがそれも楽勝で元が取れるようです。飛行機は最近流行りのHONDA jetに買い換えられてましたね。でもやっぱりprocurementには行きたくありません。