ある日、大動脈弁置換と変な腫瘍を取る手術がありました。先日の胸骨プレートの業者さん(綺麗な人)のことをレイラニ(オペナースの長)に話してみると「あ、あのプレートガールのことね。なに、ヒロ気があるの?」と言ってきました。続けてアグネス(オペナース)も「ヒロー、気があるんでしょ、わかるわ」とちゃかしてきました。すると周りの人も、大事な時の会話はちっとも助けてくれないのにこういう時に限って参加してきて「ヒロ、あの子好きなの?」「ヒロ、今デートしてる人いないの?」「ヒロ、私がシングルだったらデートしてあげたのに」「ヒロ、やっぱあの子のこと好きなのね〜」と好き勝手に言っていました。僕は一つ一つの質問に答えられるほど英語力もないので「アイ ライク エブリワン」という最近アイドルでも言わないようなクソ寒い発言をしてお茶を濁しました。
その日もプレートガールに会えると楽しみにしていましたが、閉胸時にいつもプレートガールが立っている位置には大きな男の人が立っていました。どうやら今日はプレートボーイの日だったみたいです。「ヘイ、ヒロ。ワッツアップ」とか言ってました。手術は終わりました。
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