ある日、粘液腫をとってその後バイパスする手術がありました。
PAは今日も新人のボビーでした。ていうか他のPA(ジョンS、ジョンG)どこにいったの?というくらいしばらく見ていません。これを機にどこかに逃げていったのかもしれません。ボビーの成長速度はすさまじく、かなりいい感じでサポートしてくれます。何よりすばらしいのは手術の最後、4-0で皮膚を縫いだすと必ず「後は俺がやっとくから飯食ってきな」と言ってくれるところです。そのときのボビーはかなりいい感じです。手術は終わりました。
塚越君とのラーメンも今日が最後。そのせいかいつもと様子が違い難しいことを聞こうとしてくる塚越君がいました。僕もここらでびしっと真面目なことを言って、塚越くんが日本に帰った後「北原先生結構真面目なことも考えていて尊敬しました」とか、塚越くんが偉い心臓外科医になったときに「今の僕があるのはシカゴに見学に言った時に北原先生から言われたあの一言があったからです」みたいなことを言っちゃう感じにしようと試みました。しかしながら、ひとたび真面目な話をしようとすると恐ろしいほどに言葉が出てきませんでした。「アメリカ生活も長くなってくると日本語がでてくるの難しくて。。。」と言い訳したいものですが、真面目な話がぐだぐだで終わった後、女子の話になると水を得た魚のように喋りだした自分がいたことを考えると、これは語学ではなくマインドの問題であることがわかりました。僕のなんとなくの真面目話を聞きながら、塚越くんは真面目な顔をしていましたが、いまひとつしっくりこんなこの人の話、感はじわじわとにじみ出ていました。一緒に食べたピスタチオのアイスがやけに美味しかったです。
塚越ラーメン High Five Ramen Kanabo spice 編
とにかく暗いですね。
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