手術中、急に「やってみろ」といわれることがあります。
それは吻合だったり、メインが終わった後の全てだったり色々です。
吻合をスムーズに行えたり、出血再開胸を起こすことなく(さらに術後出血量が非常に少なく)済ますことができれば次のチャンスに広がります。看護師さんから「彼はここまでできる」と別のスタッフに話が行き、関係が良好であればさらに別のスタッフからもらえるチャンスも増えていきます。
ですので、そのチャンスを生かせるように練習をしておくというのは大事だということを痛感する日々が多くなってきました。
日本にいるときに貯めておいた人工血管やYOU CAN BEATでの吻合練習をしていますが、他にどういう練習方法があるでしょうか。特に低侵襲手術の練習方法について、よければだれか教えてください。
写真は自分のYOU CAN BEATです。
6件のコメント
【留学体験記まとめ】タイ中村 裕昌 | 医師ペディア
月岡先生
NYU久本というものです。糸をなにかに結んで一方の端を自分の肩にモスキートでクランプしておきノットプッシャーの練習を1人でやった記憶があります。長い糸じゃないとできませんが。
そんな難しくはありませんが、緩みなく正確にやる必要がありますね。コアノットがあるのでノットプッシャーの使用頻度はかなり少なくなりました。
久本先生どうも初めまして。先生の体験記(医療留学へのパスポート)を以前読ませて頂きました。とても面白く、参考にさせて頂いております!
ノットプッシャーの練習法とても良さそうですね。さっそく長い糸を手に入れてやってみようと思います。貴重なアドバイスどうもありがとうございました!!
初めまして。月岡祐介と申します。オーストラリアに留学しています。いつも興味深く拝読させて頂いております。僕もyoucanの一部を使って練習しています。低侵襲用にノットプッシャーを買ったのですが、1人でできないのであまり練習できていませんので僕も低侵襲の練習法があれば知りたいと思っています。
初めまして、月岡先生。
私も先生のブログをいつも楽しく読ませていただいております。
低侵襲の練習として深めのプラスチックボックスの下の人工血管を置いて吻合の練習をしたりはしているのですが・・・。
YOUCANのように低侵襲用の練習キットがあればいいなあと感じています。
中村先生返信ありがとうございます。プラスチックボックスの方法は使えそうですね。やってみようと思います。