チームWADA学生部(仮)~初めての学会発表~

2018-10-06

おつかれさまです。今週開催されていた日本胸部外科学会に参加させていただきましたので、今日はそのことに関して書かせていただきます。「期日に遅れがち」でおなじみの對馬です。毎週金曜日に学生部から投稿するという方針を打ち立てたものの3回目にして早速投稿が遅れてしまいました。これは大反省です。

 

さて、10月3日から6日まで日本胸部外科学会定期学術集会というものが開催されていました。いわゆる「学会」というものです。この学会では胸部外科医として現場で最先端の治療をされている先生方が日々の研究成果や珍しい症例を発表し、知見を共有し日々治療法をブラッシュアップしていっているようです。この学会には全国各地のみならず、このブログで度々投稿されている北原先生や太田先生のように海外で働かれている先生方も参加されていました。そういった幅広い所属の方々が集まることもあり、最新の治療器具を開発しているメーカーにとっては最高の営業の場となるからか、会場の半分近くをメーカーのブースが占めていました。

 

学会に関しては、実は4年生のときに東大病院心臓外科所属の縄田先生にお誘いいただいて学生発表の部で発表させていただく機会があったので、実は初めてではなかったのですが、今回は学生など関係ない通常のセッションで発表させていただきました。客観的に見れば医者にもなっていない僕が最先端の治療に関する発表をするという矛盾感あふれる状態で何とも滑稽ですが、太田先生、北原先生、今村先生と、僕がシカゴ大学に留学させていただいていたときにお世話になった先生方からたくさんのご助言をいただけたおかげで自分の中ではベストめな発表をすることができました。スムーズな発表ができるかどうか、質疑応答の時間にどんな質問が来るのか、ビクビクしつつも自分なりに発表し回答できたことはとてもいい経験になりました。何よりこの緊張感、もっと言うとスリル感がとても楽しかったです。この度は貴重な経験をさせていただきまして、誠にありがとうございました。

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