ご無沙汰しております。卒業試験やら医師国家試験対策やらでてんやわんやの對馬です。つい先日、大学の卒業試験がありました。先輩方や他大学の同級生のお話を聞く限り、筆記試験で卒業試験をしているところも多いようでしたが、僕の通っている大学では数年前から実技試験と筆記試験を組み合わせたような試験形式になっています。
具体的には、採血の実技試験や縫合の実技試験、さらに模擬患者さんを相手に模擬診察(医療面接から聴診や触診などまで)をさせていただき、与えられた採血結果やレントゲン画像などからいくつかの疾患を想定して試験官に今後の検査・治療方針を報告してみる、というような試験でした。
各種疾患に関する筆記試験は医師国家試験で問われるから、大学の卒業試験くらいは現場に出たときにすぐに役立つものを、という趣旨があるのかもしれません。
さて、そんな卒業試験でしたが、あろうことか僕は遅刻するという失態を犯してしまいました。原因としては次の画像がすべてです。
この画像は卒業試験での受験番号と僕が入学したときに与えられた学籍番号の対応表です。僕はこれまで76という番号で大学生活を過ごしてきていたので、受験番号も76だと思い込んでいたわけであります。しかし実際の受験番号71の集合時間は76とはぜんぜん違っていたから大遅刻してしまった、というわけです。
試験官の先生がとても寛大な方でしたので、「現場に出てからも採血管の取り違えとかオーダーの確認ミスで重大な事故につながったりするから、こういううっかりミスには気をつけるように」という注意をされただけでなんとか試験を受けさせてもらうことはできましたが、二度とこのようなミスをしないようにしようと大反省いたしました。
今日の教訓:受験番号と採血管のラベルは毎回しっかり確認しましょう。
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