スカイカフェ(シカゴ大学病院の7階にある食堂)でハンバーガーを頼むと、毎日若干違うものが出てきます。味はともかくトマトやレタスなどの具材も入ったり入ってなかったりとめちゃくちゃです。もう慣れたのですが、ピクルスが大好きな僕としてはピクルスだけは外して欲しくなく、「必ずピクルスを忘れないでくれ」、と言い続けていました。最近では店員の方から「はいはい、あなたピクルスの人ね」と声をかけてもらえるようにな…
大先輩の久本先生からNYUのクリニカルフェローを急募したいという連絡をいただいたのでブログに掲載します。 以下情報です。 スタートはすぐ、補助の出るアパートメントも準備。IMA採取可能、術前術後管理が普通にできる程度の心臓外科経験必要。ECFMGは必須。VISAは基本J1だけど要交渉。年俸70000〜80000ドル。アメリカにすでにいる人優先。 その他CTSnetに詳細が出ていますが…
先日病院内でアイスクリームパーティーがありました。PAのジョンステップニー(以下ジョンS)が手術終わりにアイス食べに行こうぜと誘ってきました。無類のアイス好きの僕としては断る理由がありませんでした。僕と2人きりでいっても会話続かんわ、と思ったジョンSは手術中ずっとアイスの話題で盛り上がっていた臨床工学技士の女子達(いわゆるパーフュージョンガール)を誘いにいきました。ところが、先ほどとは打って変わっ…
ミズーリ大学でのジョブ2ndインタビューに行ってきました。前回は3日間、今回は2日間の行程でした。インタビューというよりは前回あった人とまた会って、どう?と挨拶を交わすのが主。ボスとも話しましたが、前回のインタビュー後やや行くのを渋ってる感を出していたため、言ってたことと全然違うじゃないか、理由を説明してくれ、とやや怒られ気味な感じでした(怒ってはいないんだと思いますが)。すでに採用され働き始めて…
一週間に一回はブログを書いていこうと思っていましたが、一年を振り返りまぁまぁ基準を満たしてきたんじゃないかと思っています。ほぼ留学と関係ないことばかりだ、なんの役にも立たん、という声はもはやパソコンの画面を通して聞こえてきていますが、僕なりにアメリカでの生活をリアルに伝えた結果がこうなってしまっています。 ブログの更新頻度が多い時がたまにありますが(まさに今です)、それはやらなければならない学術活…
テイ(若手アテンディング)からの電話にいい話があったことはありませんでした。 ある日手術中に朝から2回もテイから電話がありました。手術中で良かった、と思っているとそんな気持ちを見透かされたかのように追加でメールが送られてきました。終わった後少し話したいことがある、と。絶対なんか(エクモ、肺移植、再開胸)あるんだ、めんどくセーと思いましたがお世話になっているし仕方なく手術室にテイを探しに行きました。…
5月にインターネットでたまたまみかけ一目ぼれしたワンホイールが2ヶ月のときを経てついに僕のもとに届きました。 前回購入したナインボット(セグウェイ)はいわゆるおもちゃの延長といった感じのガジェット感満載でしたが、ワンホイールの存在感は全く違いました。その重厚感、男らしさ、無骨さ。そのフォルムはこれから戦いにでる戦闘機のような攻撃性と、無機質な中にどこか安心感を与えてくれる表情を併せ持っていました。…
アメリカには手術の助手、開胸、グラフト採取、閉胸、再開胸やデブリドメントの術者をするPAという職業があります。彼らはその他にも患者の移送や同意書の取得、術前後のオーダー、術前後の患者のマネージメントなど日本でレジデントがやってるようなことをほぼ全てやっています。 シカゴ大学には5人の手術室PAがいました。個人差はもちろんありますが彼らは非常に器用で僕なんかより全然手術が上手いです。手術は手先の器用…
LVAD後の心臓移植(つらく、長い)が終わった後、その患者さんの病室に立ち寄ると脱脂綿が小分けに袋入りされたものが点滴台にいくつもぶら下がっていました。駄菓子屋さんみたいだなぁと思ってたら、ちょい悪イケメンのティム(イケイケのPA)がそれをみて、コンドームみたいだな、と小さな声で耳打ちしてきました。僕は駄菓子だと思ってたんだ、なんて可愛らしいことは言えず、俺もそう思ってたんだよな、へへへ、とちょい…
7月4日はアメリカの独立記念日で、アメリカにしては珍しい平日の休日でした。 朝回診をしているとICUのナースが頭にド派手なヘアバンド(というかもはやコスプレの一種)をしていたので「それ何?」と尋ねると、「今日は独立記念日だからセレブレイトしてるのよ、ふふふ」と。なにも仕事中にセレブレイトせんでも、と思っていると突然「ヒロ、今日の夜予定ある?無かったらディナーでもいかない?」と誘われました。女子から…