エクモスペシャリストのパム 前回までのあらすじ
~決戦の金曜日。リサとの食事会。奇跡的に木、金と大きな手術はなく体調は万全、言い訳はできない。ビジョンはいまだ見えず~
上司(太田先生)との綿密な打ち合わせの結果、ダウンタウンの日本食フュージョンレストラン、パーカー着用、花を買っていく、というプランに決まりました。アメリカ留学を通して、花を当たり前のように初デートで渡せる男になるというのが一つの目標であり夢でした。
7時待ち合わせてしたが、少し早く着いたのでバーで待つことに。アメリカのレストランはなんかバーがあって、連れを待ってる時とかそのバーで過ごします。会計が別だったりしてめんどいですが、なんかカッコいい感じもします。
5分ほど遅れてリサが到着しました。僕は、これプレゼント、と花を渡すと、彼女は、ありがとう、と言って受け取りました。花、あたりです。
席についてお酒を頼みます。何が好きか聞くと、彼女はストロベリーが好きで、ストロベリーのカクテルがないか探してました。打ち合わせの段階でカクテルについて勉強しろ、と言っていた上司を、いや、そんなの意味ないですから、と軽くあしらっていたことを深く後悔しつつ、そんな後悔を見せてはいけないと気丈に振る舞いながら、僕はビールを頼みました。彼女はよくわかんないワサビとか入ったカクテルを頼んでました。そして、ヒロもちょっと飲んでみる?わさび入ってるらしいよ、と恋人同士みたいなことしました。カクテルの勉強しなかったこと、あたりです。
よく見ると彼女はなんかヒゲとメガネがたくさん書かれたシャツをきていました。服はどこで買うの?と聞かれユニクロが多いかな、と言うと、私も30%はユニクロで買ってるの、と言ってました。ヒロの洋服イケてるわよね、としきりに言ってました。パーカー着用、あたりです。
彼女はカナダ育ちで大学からアメリカに来たみたいで、色々話しましたが、シェイプオブウォーターという気持ち悪い半魚人がでる映画で最初に女の人が裸になるよね、という話が1番盛り上がった話でした。65点くらいの出来でほくほく顔をしていたら、食事が終わったあとのこと
僕 「いやー、ほんと楽しかったよ」
リサ 「私もよ」
僕 「今度はクラブとか行ってみたいね! lol」
リサ 「そうね。というか、今から行っちゃう♪」
僕 「い、今から⁉︎あー、でも、準備が」
リサ 「準備て。何、準備て。近くにいくつかあるみたいよ。私も数年前に行っただけだからよく知らないけど。行きましょ♬」
僕 「あ、あー、あ。しゅあ(よく使う、もちろん!オッケー!的な感じ)」
次回 エクモスペシャリストのパム 感動の最終回
8件のコメント
KO先生 チェンマイのあのお店の場末感は、海外生活が長くなった今でもダントツで世界一だと思っています。
どの店や?
さすがオネエの大家KO先生
バンコクでは色々と学ばせていただきました
ミシガンにもいるかな?
オネエやった、に1000点。
最終回にご期待ください。
自らどんどんハードル上げて行くタイプですね。これは「オチがないオチ」ってのは通用しない場面ですよ。
これ、オチあるんやろな?