ブリスベンに来てからもうすぐ1年です。沢山の辛い事や楽しい事がありました。中でも一番辛かったのは電話対応です。
先日のブログでも書きましたが、当院は当直がない代わりに、自宅で電話を受けて指示を出したり、病院に駆けつけたりします。時には他院から紹介電話がかかってくることもあります。病院にいるのならば、直接患者さんを診にいったり、画像をチェックすることができるのですが、自宅待機だとそういうわけにもいきません。言われていることがわからないとそれこそ話にならないのです。ですので、最初の半年くらいは待機の時は着信音に怯える夜を過ごしました。恐怖といっても過言ではありませんでした。一年たった今では、何を言われているかかなりわかるようになり気分が楽になりましたが、特に何か特訓とかをしたわけではありません。一番は時間経過とともに慣れたのが大きかったのではないかと思っています。
時間をかけて慣れていくことはとても大切な事なのだと学んだ1例です。
コメント
【留学体験記まとめ】オーストラリア・ニュージーランド月岡 祐介 | 医師ペディア