海外在留邦人の数(海外に住んでいる日本人の数)について外務省のホームぺージで調べてみました。ざっと約130万人の日本人が海外に住んでいるみたいです(一時滞在者および永住者)。
国別ではアメリカ42万人、中国13万人、オーストラリア9万人、タイ7万人、カナダ7万人、イギリス6万人、ブラジル5万人、、、、ニュージーランド1万8000人。。。(以下略)とのことです。アメリカと中国で全体の40%を占めるようです。
上記の各国の総人口に占める日本人の割合を計算すると、アメリカ0.1%、中国0.01%、オーストラリア0.3%、タイ0.1%、カナダ0.2%、イギリス0.1%、ブラジル0.02%、、、ニュージーランド0.4%でした(大体の値です)。ニュージーランドとオーストラリアでは、日本人の割合が大きいようです。今までにイギリス、オーストラリア、ニュージーランドと住んできましたが、私の印象はこの数字と大きくズレていません。そして、日本人の占める割合が大きくなるほど、日本製品が増え、和食レストランも増え、和食のクオリティも高くなる感じがします。日本人が多いということはその他のアジア出身者も多いということなので、中国やインドといったアジア料理、製品も多く、アジア人にとっては生活しやすいと言えると思います。実際、ニュージーランドはイギリスに比べて4倍かそれ以上住みやすい感じがします。
ニュージーランドの日本人人口推移を見てみると、この10年間で日本人の人口は1万2000人から1万8000人に増加しているようです(1.5倍!)。そして、総人口自体も増加しているようです。2016年から2017年で総人口が約10万人増加したようです。これは増加率でいうと2.1%とのことです。1年間で一国の人口が2%増加するのは凄い事だと思います(OECD加盟国平均0.6%、日本−0.1%、ヨーロッパ0.3%)。増加分の10万人のうち、移民が8万人、現地人が2万人占めるとのことです。他の国からたくさんの人がニュージーランドに来ているということです。
いくつかの記事を読むと、ニュージーランドは経済が堅調な(5%の経済成長率)、海に囲まれた平和な国であり、トランプ政権発足、英国のEU離脱、欧州の極右勢力台頭、アジアの公害などの不安要素がある中で、移住先として魅力的と考えられるようになったのではないかとのことです。
ただそのせいで、住宅の価格高騰(平均価格8000万円)や深刻な交通渋滞が問題となっています。実際、先日自宅から1.5キロ離れた病院に車で行くのに30分かかりました。再開胸だったので少しイライラしました。
2件のコメント
詳細な解析ありがとうございます(学会質疑応答風)。私と北原先生で2/420000を担っているのですね。まあ北原先生は在留届を出していないでしょうからカウントされてないと思いますけど。私はニューヨークにいた時、渋滞と高額な橋の通行料を払うのが嫌で、片道3マイルを毎日走って通勤していました。運動すると頭の回転もよくなるのでオススメです。
至急、マイルをキロメートル換算させてもらいました。3マイルで約5キロなんですね。往復10キロ!考えただけで動悸がしてしまいます。再開胸にならないように注意深くもなりそうですね。たった1マイルですが、走って通勤を検討させてもらいたいと思います。